【地方×Makuake】新商品「TEMASK」の製造レポート「TEMASKのための糸」
はじめに
手袋製造歴約60年、3代続く株式会社イナバから、手袋メーカーとしてウイルス対策に何か貢献できないか、と、ブランディング企画会社である株式会社サンカクキカクに相談が入り走り始めたプロジェクト。
手にもマスクのようなウイルス対策を。
そんな想いから試行錯誤を重ねて完成した新商品が「TEMASK / 手マスク」です。
現在、クラウドファウンディングサービス「Makuake」を活用し、支援者を募集しております。
noteでは、Makuake内で継続的に掲載してきた活動レポートを「マガジン」としてまとめて記録に残そうと思います。
以下、2020年4月23日に掲載した活動レポートです。
製造レポート「TEMASKのための糸」
沢山のサポーター皆様にご支援頂きまして目標金額の3,000%を達成致しました。サポーターの皆様には改めまして感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
一刻も早く皆様の元へ「TEMASK てますく」をお届けすべく準備中です。現在の所、製造にも滞りなく、予定通りにお届け出来るかと思います。
さて本日は本プロジェクト製品「TEMASK てますく」の製造工程についてレポートをさせて頂きます。
「TEMASK てますく」は主に抗菌抗ウイルス作用のある銀メッキ糸と吸水吸湿に優れた綿糸で構成されております。綿糸は肌触りも良く清涼感にも優れていますので今回この素材をチョイスしました。
ですがただこの2つの素材を一緒に編み込むだけでは良いものが出来ません。
銀メッキ糸は少し固く、綿素材とは質感が異なるため一緒に編み込むだけでは銀メッキが表面に出る箇所、出ない箇所の差が大きくなります。
そこで今回は銀メッキ糸と綿糸を「撚り合わせる」ことにより均一に銀メッキ糸が生地表面に出るように工夫をしました。
下記に写真を上げておりますので御覧ください。
白い糸が綿糸でキラキラした糸が銀メッキ糸です。
この2種類、各2本の糸を撚糸機により「撚り合わせ」て「TEMASK てますく」専用の糸を作成しております。
糸を作成するに当たり綿糸の太さ、銀メッキ糸の太さ、使用する本数など試作を重ね、
1日中つけっぱなしでも違和感の無い手袋を目指し、今の糸バランスにたどり着きました。
2つの糸を合わせることで糸の色がグレー色になります。
「TEMASK てますく」が皆様の手元に到着しましたら是非表面をじっと見てみて下さい。
綿糸と銀メッキ糸が撚り合わさることによって生地がグレーに編み上がっていることをご確認頂けるかと思います。
製造工程については、また随時レポートさせていただきたいと思います。
お届けまでもうしばらくお待ちくださいませ。
引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
株式会社イナバ
ウイルス対策手袋「TEMASK-てますく」の詳細はこちら
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