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本来、向き合うところってどこ?

今日も傾聴における〈一致〉について考えていきたいと思います。

〈一致〉とは・・・

『セラピストはクライエントとの関係の中で自己の内的な体験に気づき、ありのままの自分でいようとする。つまり、関係の中でセラピストが体験していること(体験レベル)と、意識していること(意識レベル)とが一致しているということである。』

傾聴では”受容・共感・一致”が大切とされています。

学んでいくと〈一致〉はクライエントとセラピスト双方に関わる要素だなと思えてきました。

【一致から見た共感的理解 田村隆一】
必要なのは〈不一致〉をセラピストが自覚することと、そこで生じている不快な感情そのものではなく、不快感を起こしている体験全体(つまり、そのフェルトセンス)に注意を向けることである。(中略)不快感の奥にあるセラピストの不安や焦り、暗に感じ取られたクライエントの悲しみなどが出てくることがある。

フェルトセンスについてウィキペディアで調べてみました。

まず胸の奥や腹の底など身体の中心部分にぼんやりと注意を向けながら、何かの気がかりにまつわる感じ(フェルト・センス)

例えばある方のお話を聞いていながら〈不一致〉を感じたとき、自身のこの〈不一致〉の状態はどこから来ているのかなあと注意を向ける、でしょうか。

私は、これは自分との対話にも使えるなと思いました。

自分が自分の感情と〈不一致〉になった時、この感覚はどこから来ているのかなあ、とフェルトセンスを自分×自分で使えそうだなと。

傾聴における〈一致〉はクライエントとセラピスト間のお話ですが、私はこれを自分に対して使っていこうと思います。

世間ではこれを〈フォーカシング〉ともいうようです。

自分が自分の最大のサポーターかな。

他者は変えられないけど自分は変えられる。

ちょっと勇気がいるかもしれませんが、自分と向き合うといいことがありそうです。

これからは自分への〈フォーカシング〉について勉強したことをアウトプットしてきます。

〈管理人〉

かよ 兵庫県在住 40代後ろより

〈メールマガジンも書いております〉

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