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ウラモグを出そうとした男達。 モダホラ3プレリリースの話

   本日発売のマジック:ザ・ギャザリングの新セット『モダンホライゾンⅢ』。先んじてプレリリースを遊んできたスナガガだが、友人2人が《穢すもの、ウラモグ》を引き当てた。そして魅せられるかのようにウラモグを中心にシールドデッキを組出した友人2人。これはなんとかしてウラモグを出したい友人2人の奮闘のお話である。

  ふたりとも出来上がったデッキは、マナ加速ができる緑と、クリーチャーを除去して耐えるための黒、それに《噛み付く虚空袋》がきらりと輝く青がタッチされたデッキとなっていた。2人はデッキを握りしめ対戦へと向かう。

  スイスドローがすべて終わり、友人たちに聞いてみた。すると二人共口を揃えたように同じことを言う。「10マナ到達した時はウラモグが手札にいない。手札にウラモグがいるときは押し負ける」。ふたりとも全敗というわけでもなく、《縄張りの選定者》なんかに繋がったり、落とし子が並んで面で押し通せたりした時は普通に勝っていたようだ。

  ウラモグの召喚を諦められない二人は、ウラモグ使い同士で対戦を試みた。それでもウラモグはやってこない。エルドラージと全く関係ない《下卑た哨兵》が止まらずゲームが終わったり、エルドラージの落し子が進化を得て盤面制圧したりとなかなかウラモグ活躍の場面が訪れない。

  そんな中あるチャンスが訪れる。ウラモグ召喚の生贄として対戦をすることになったスナガガ。アグロよりのデッキを組んだスナガガだったが、完全に友人のエルドラージたちに抑え込まれてしまった。これは召喚されるかもしれないとほぼ負けを覚悟した状態だったが、友人はモダンホライゾンという環境恐ろしさをわかっていなかったようだ。ピッチスペルもあるこの環境、1マナあれば本体に8点火力をぶつけることもできるのだ。友人の不用意な攻撃を気に、反撃開始しなんとか友人のライフ焼き切ったスナガガだったが、その手札にはウラモグがチラ見えしていた。

  苦しくもウラモグを戦場でみることできずその日のプレリリースはお開きとなった。そんな友人は今頃フランスに帰っていることだろう。シールド戦という枠組みと国境を超えて、日本で引き当てたウラモグが活躍ししていることを祈りながら、モダンホライゾンの発売日迎えたいと思うスナガガでした!

  


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