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詩|夏の陽と恋

一日中夏の陽にさらされて
寝ようとベッドに横たわり
内側からまだ熱くなれと火照りが押し寄せ
皮膚の端々がチリチリ痛む
これではまるで恋ではないか
というか恋そのものなのだ
君という太陽を見つけては
なるべくその光を浴びては
夜はその火照りに身悶える
まぶしくて近づけなくて
でも蝋で羽を作り太陽に近づいて
溶けて落ちたイカロスを笑うことなく
一歩でも一言でも
君に近づけることを思いながら
疲れた身体は眠りの廊下へ旅立つ

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