詩|出涸らしの脳みそで
脳みそを
しぼってしぼって考えて
綴った言葉は薄っぺら
何度も淹れたお茶みたい
お湯だかお茶だかわからない
でも何もしないより色づいて
きっと何もいれないより匂いたつ
そんな言葉が誰かに優しく飲みこまれるのを
出涸らしの脳みそは待っている
すかすかでからからのまま待っている
脳みそを
しぼってしぼって考えて
綴った言葉は薄っぺら
何度も淹れたお茶みたい
お湯だかお茶だかわからない
でも何もしないより色づいて
きっと何もいれないより匂いたつ
そんな言葉が誰かに優しく飲みこまれるのを
出涸らしの脳みそは待っている
すかすかでからからのまま待っている