ランニングログ:9月のランログ
秋よ、来るのが遅すぎだ。
走行距離:361km
内訳/
ロード:214km
トレイル:147km
こちらは自己最多。最終週に長いトレイル、ロードミックスをやったことでわりと伸びてるけど、LSD30km、トレイルベースのロング複数回のほか平日も15kジョグなどコンスタントに行ったので、月末の分はなくても概ね300kmを超えるペースだった。
獲得標高:8779m
1万は届きそうで届かない〜
坂・階段練を最低週1日入れていたので数字は安定。長めのトレイルミックスはロード比率が高いことが多く、一度で累積2000-2500m程度に収まった。夏季の累積3000m超練はどうしても時間・強度・補給のバランス的に難しい。
総負荷:6274TL
こちらも走行距離同様に自己最多。普段よりデイリーの強度を上げつつ休足日を減らしたことで強度が高くなった。
三項目の中で最重要視するのはこの強度総計。強くなるには避けられない。7-9月の3ヶ月は明確にベースフィットネス・登坂力・基礎スピードの底上げと位置付けていた。いずれも数値としても出ているし、高強度練後に復活し次の練習を行える間隔が短くなり実感もある。いわば「最大HPが増えたので危険水域まで落ちにくく、ケガしない安全圏の体力圏をキープしやすい」状態。
要するに週末にきつい練習をしても翌週は頭から普通のメニューがこなせると言う感じ。もちろん疲労自体はたまるので休みも適宜入れていく必要はある。
月間走行距離はそこまで重視していない。しかし300km相当の練習が増えてくると、これくらいの距離ならこなせるな〜という感覚になる。前は300kmは絶対無理!と体が訴えてきていたので、月間走行を増やすポイントは適度な強度で基礎体力を伸ばすことだと思う(練習のための練習)
先月・先々月比
このような感じで順調に強度を上げていけている。暑さに慣れてきているのも大きいと思う。8月は長々と投稿した北アルプス縦走の1発で累積標高と総負荷が上がってる感は否めないけど、あれもいいトレーニングになった。
内訳:ゾーン比率
前述の通り、長く止まることも度々…なメニューが多かったので比率的にはこうなるよね。
LT以上はポイント練かトレイルの登りだけになるので、時間自体は短いわけです。ただメリハリつけて追い込めてるのでわりといい感じ。
時期的にこれで全然問題ない、というかこれを目指していたので良い。
トレイル
縦走コースに縦走コースを重ねたり、ロードと組み合わせて30-65kmのトレーニングを3回。
前述の通り暑く、水場が限られた山では水分補給が難しいし(福岡は基本低山なので。水量が少ないと水場が枯れているリスクもある)、いやなタイプの虫がひどい。
それに加えて言うと主要なロングトレイルコースはだいたいが薮化or蜘蛛の巣地獄を通らなくてはならないため無理していきたくはない。
なので代替案として補給しなくて済む程度の縦走路(3-4時間以内で下山できる)とロード繋げてみよう、という方法を採用した。
これが思ったより面白いし発見が多かった。
強度の調整自体もしやすく、最悪公共交通機関で帰ることができるのも気持ち的に良い。気軽に補給ができるため荷物も少なくて済むし、冷たい飲み物が簡単に手に入るのはモチベになる。
ただやはりと言うか問題点は12-15時のロードは地獄の暑さだった。洗濯物が一瞬で乾くような日差しの中で走るのは厳しい。
時間帯を深夜〜早朝にするとだいぶマシにはなるけど、9月中頃まではその時間帯でも滝汗だった。となると、必然的に思ったより小銭が飛ぶ問題も味わった。気軽に補給ができる、と書いたけど言い換えれば補給を度々行わなくてはならない。
どこにでもコンビニやスーパーがあるわけでもなく、どうしても度々自販機のお世話になる。cokeonを何度も起動する。
これは縦走に限らずミドル走でもそうだったので、練習のたびの出費となり後で地味に効く。
65kmの縦走では何L補給しただろうか。最後のコンビニで補給してる時に気づいたけど、店内で1.5Lのペットボトルを買えば500-600mlの1/3の値段かつゴミも捨てられる…と言うことだった。もっと早く気づいていれば…!
目下目標
2月をフルマラソン時期と想定してメニューを組んでいる。7-9月は基礎期であり筋力・体力・フォームなどのベースアップを行っていた。
デイリーのメニューで一定強度を与えて基礎の底上げをしつつ、ロードのロング走だと30kmのLSDが出来ればいいかな…くらいの感じ。
ではなぜこの時期にトレイルのロング走をしているかというと、11月に自身初の100マイルレースである球磨川リバイバルトレイルに出るため。
そのためにポールを買ったり、坂練を増やしたりなどの取り組みをしている。
正直なところ、他のレースの結果や他の縦走の経験などを総合的に鑑みると気持ち・体調を崩さなければ完走自体は可能と見ている。
ただ気温差の読めない11月の九州脊梁(昨年の最低気温を調べると3℃だった)、おそらくシンプルに九州最大難易度のコーススペックであるため一切油断はできないし、その先のことを考えると各種INDEXをそれなり以上の数値で残したい。
普通に国内100マイルの中でも決して楽なレースではない。実測の距離は170km、累積標高差は10000m超えてるという話だし、そのわりに制限時間はわりとカツカツ。
さらにドロップバッグがなぜかA3・67km手前にある。会場の都合とは思うけどこれはわりときつい。早すぎる。時間的に夜間帯突入の頃合いで寒さが厳しくなるため、装備は減るどころか増やしたままゴールまで行かなくてはならないという…
10月は別途大会がありテーパリング期間が必要にはなるけど、出来るだけ強度を上げつつ球磨川に向けた実践的なトレーニングを複数回重ねていく。10-11月は大会期間かつ準強化期の位置付け。
球磨川の後は2週間ほどポイント練を行わない方が良いリカバリー期間が必要と思われるので、12月からマラソンに向けて特化練習となるスケジュール。
実りの秋、いずれも丁寧に育ててゆく所存であります。
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