人生を決める読書
荒野って…。名前から手強そう。
しかも帯に赤い文字で
「見城徹の読書は血の匂いがする。」
と書いてある。
こんな大変そうな本、読み切れるかな。
そんな不安な気持ちで手に取った。
でも読み始めると面白くて
一気に読み進めたくなった。
けれど書いてある事がずっしりと重いので
1ページずつ、じっくり読み進めた。
「読書」とは何か。
という事を語りながら
編集者 見城徹の生き様が書かれた本。
見城さんの生き様は
鮮やかで魅力的でだから面白くて
ぐいぐい読み進めてしまうのだけど、
「で、お前はどう生きるの?」
という問いを喉元に突き付けられて
立ちすくんでしまう。
それでも何とか最後まで読んだ。
読書を通じ、情けない自分と向き合ってこそ、現実世界で戦う自己を確立できるのだ。
正確な言葉がなければ、深い思考はできない。深い思考がなければ、人生は動かない。
読書を通じて、他者への想像力を持つ。
読書を通じて、正しい言葉を身につける。
そうやって、人や自分の人生を豊かにしたい。
へなちょこなりに、そんな風に思って、
この本に登場する本を3冊読んでみる事にした。
とりあえず、びびりながら
荒野の端っこに立ってみる。
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