窓口ハラスメント/申請ハラスメント
毎年8月は児童扶養手当の現況届の提出時期。
わたしは所得制限にひっかかり
児童扶養手当は全額支給停止世帯(0円)。
それでも、届けの提出は義務であり
そのために平日仕事を休み
時間を作らなくてはいけない。
いわば、赤字である。
支給がまったくない世帯にも
それを強要することに
まるで”監視”だなと思っている。
自治体によっては
全額支給停止世帯には
郵送対応可のところもあるようだが
わたしが届け出るところは
今年も対応してくれませんでした。
この現況届の提出の際に
おこなわれる聞き取りは以前から
「窓口ハラスメント」の問題が指摘されてきた。
随分と“マシ”にはなってきたようだが
それは以前までが“酷かった”だけであって
“マシ”だから“良い”わけでも
"ない"わけでもない。
ところが。
少しは"マシ"になったと思っていたのに
わたしが所属する団体「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西」に
こんなものの報告・相談が飛び込んできた。
いまだにこんなもんがあるのかと
しかもわたしの住んでいる大阪市で・・・
怒りよりも先に、ショックだった。
ショック。ほんとうに。
この「申立書」作成にかかわったであろう人たち
行政の窓口担当者、その上司、文書決裁をした人たち
誰ひとりとして、自身のアンテナには何もひっかからなかったのか。
これがどういった意味を持つものなのか
考えたことはあったか。
かなしい。かなしい。かなしい。
その悲しみは怒りとなった。
団体スタッフの中にいる”現役の未婚ひとり親当事者”として
是正にかんする質問事項の作成を引き受けた。
行政へ提出する際は
インフルエンザに罹患したために同行できなかったが
早急に回答をいただきたい。
作成した書類にも記したが
いずれの項目も
児童扶養手当の認定時・申請時の現況の調査ではなく
過去の調査であり
申請者のプライバシーに無意味に
そして、過度に踏み込むもの。
未婚のひとり親に対してのみに課せられる
この「申立書」の存在、内容、あり方は
非常に差別的で本当に腹立たしい。
また、支援を必要とする人が
支援を求めることを必要以上にためらわせる材料にもなる。
作成した質問事項に記載した具体的な内容についての想いは、次回記します‼️