過食症でした(6)
拒食期から過食期に移行してから
希死念慮もかなり強くなりました
元々ダイエットがきっかけでなった摂食障害だったので
太ってることに酷く抵抗があったんです
150センチの身長に70キロを超えると
流石にかなり太ってる見た目になります
持っていた服は全て着れなくなりました
元々ファッションが大好きだった私は着れなくなった事が悔しくて悲しくて
大袈裟でなく本当に生きてる意味がなくなったと絶望してました
今日一日過食を我慢したからといって明日元の体重に戻るわけじゃない
太ってしまった身体を見るたびに絶望感が押し寄せ鏡をみれなくなり、お風呂も入れなくなりました
時計の1秒1秒が自分を責めている気もしてました
なんでこんなになっちゃったのか
とにかく自分を責め続け酷い鬱状態になってたのです
でもふと我に返った時
なんとか治りたいと希望が少しでも持てた時
私はわざと笑顔を作るようにしました
別に楽しい事があったわけでもなく
その場でただ口角を上げる
人間とは単純なもので
口角が上がると脳みそが楽しい事が起きてると勘違いするそうで
ほんの少しだけ暗い気持ちから解放される気がしました
ちょっとでも明るい気持ちが出てくると不思議な事に前向きにもなれたんです
気がついた時、とにかく口角を上げる
簡単な事ですがやれることからコツコツやって私は過食症に立ち向かう前向きな心を持てるようになりました