葛藤を避ける人
人は自分自身の葛藤を避けるために誰かに選択を迫ったり、ある役回りを押しつけることがある。
近くて遠慮のいらない誰かにそれをやったりする。
境界線の薄いその誰かは、その役を知らずと引き受けてしまう。
幡野広志さんの言葉を借りれば、左頬を殴られて、右頬まで差し出すキリスト性はいらない。
でも相手も必死なようで、なかなか距離を離してくれない。
悪いのは、だめなのは、その誰かなんだって。自分は悪くないんだって。そんなことあるか。我が身を振り返る勇気を持て。
(写真:いつかの南の島 <あっちの明るい場所に行きたい>)