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読まなくていい日記@18日目─ドキッ!人生初の異業種交流会─

無駄にタイトル長くなって草。

欠員を埋めるために急遽駆り出された撮影現場でビチョビチョに汗をかいた後、スーツに着替えて異業種交流会の立食パーティーに参加した。弊社いい加減にしろ。

会場の最寄駅に到着したのは、受付開始の1時間前だった。駅のトイレでのそのそとスーツに着替える。着替えてる最中にも汗が止まらず、布が肌に張り付く感覚に「ウヘェ」と声が出た。
トイレから出て上司と合流し、「とりあえず時間潰すぞ」と雑多な駅前を彷徨く。腹が空いて死にそうだった私は、立食パーティーが食べ放題・飲み放題と聞いて「めちゃくちゃ食べてもいいですか」と上司に尋ねた。
すると上司はなぜかスタスタと歩くスピードを早める。なんだなんだ、と慌てて背中を追っていき、辿り着いたのはサイゼリヤ。迷うことなく入店する上司。オイなんだよ。フランス料理が食べ放題って聞いてるんだぞこっちは。

上司「がっつかないように今ここで腹いっぱい食え」

ハァ〜!?!??????!?!???なにを言ってるんだお前は!!!!!!!1万円の参加費を払ってるのに食べれないとは何事だコンチクショウめが〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あとハンバーグも食べた


しかし私はこの後、名刺交換会の恐ろしさを実感する。そしてサイゼリヤで腹ごなしさせてくれた上司に感謝することになる。

異業種交流会もとい名刺交換会、まずそもそも食べる時間がない。次々と名刺交換する人間がやってくる。10人と交換してようやく3口食べれる……の繰り返し。美味しいフランス料理がズラッと並んでいるのになかなか取りに行けない。そして皿の上の料理が減らない。泣いた。食べようとした瞬間に近寄ってくる人間、全員はっ倒したい。

私は人生初の異業種交流会だったので「パーティーでどうやって初対面の人間に話し掛けるんだ」と不安だったが、話し掛ける口実は案外作りやすかった。
今回は飲み放題。各自でお酒をグラスに注ぐシステムなので、とりあえず近くの人の酒の減り具合をチェック。グラスのビールが半分以下になってる人がいたらビール瓶を持って「いかがですか?」って聞く。大体「ありがとうございます」って返されるので酒を注ぐ。その流れで「よろしければご挨拶させてください」って名刺出す。これで20人は交換できる。

あとは誰とも喋らず黙々とフランス料理を食べて様子見してる人もいるので、そういう人に「こんばんは〜」と狙って声かけたりもした。いいなぁもりもりフランス料理食べれてよォ、という妬みもある。

同業他社と名刺交換するときは「ご連携できることがあったらぜひ!」みたいなこと言う。社交辞令でいい。敵対するんじゃなくて連携できたらいいよね、と思うのは本心だし。

大量に名刺を頂く中で、面白いデザインや珍しい用紙を使ってる名刺はかなり目立った。業種にもよるけど、たかが名刺とはいえデザインや仕様にはこだわりのある方がいいなぁと思った。

サイゼリヤで上司が仕事について云々語ってるのをBGMにサラダをバクバク食べてたら、「まぁ今日は営業かけるつもりで接しなくていい。普通に雑談する気持ちでね」と言われた。確かに初対面のよく知らない会社からいきなり営業かけられたら不信感しかないよな。信頼関係あってこその営業だから、飛び込み営業とか電話アポの営業にあんまりいい印象湧かないんだろうな〜、と思いました。

えー、それでは聞いてください。




「私、営業じゃない」





パーティー終了後、上司にたかって奢ってもらったつけ麺大盛り


楽しかったけどもう行かなくていいかな!!!!お腹空くし。


すもやま

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