暑すぎるのに世の中は動く。
長すぎる夏の終わりに、とどめの暑さか。
不快な蒸し暑さにうんざりグッタリ、
いいかげん腹が立つ。
気候や環境は人格形成におおいに関係あるだろう。
めったにイライラすることのない私が、暑すぎて腹が立つようになった。
この蒸し暑さの不快感たるや…。
だからって仕事も家事も休めない。
空いた時間は横になってダラダラする。
(世の中の誰よりダラダラしている。)
必要最低限のことをやるだけ。
その他は何もやる気が起きない。
人と会うには「ヨイショッ!」と心も体も奮い立たせないとならない。
面倒くさい。会いたくない。
【5~9月は食べて寝るだけとさせていただきます】
なんてことは、できない。
他の誰かにシワ寄せがいくのは避けなければ。(真面目)
だからちょっと無理をして生きる。
だから、ちょっとイラつくのだ。
この長々と続く暑さに関係なく変わらず動く世の中を、信じられない思いで眺めていた。
みんな、えらすぎやしないか。
配達って仕事は暑すぎて忙しすぎる。
調理って仕事も暑すぎて忙しすぎる。
現場ってそもそも命がけなうえに、暑すぎるなんて。
どんな仕事も大変なのに、暑すぎるのだ。
(寒すぎるのも困るけれど。)
多かれ少なかれ、みんなが無理をしているのだろう。
無理をすればストレスと疲れが溜まって余裕がなくなって、短気にもなるのだ。
人を刺したくもなるのだ。
(?)
だからこのまま、長くて暑すぎる夏が当たり前になるのなら、仕様を変えていかなきゃいけないと思う。
仕事も生活も。
勤勉な日本人には、無理な相談なのだろうか。
熱帯でも、同調圧力が優勢なのだろうか。
…と言いつつ、今夜も変わらずゴハンを炊き、鍋を火にかけ、フライパンを熱する私。(えらい)
農家さんが苦労して作ってくれて、日本全国トラックで運んで納品してくれて、スーパーに並べて売ってくれた野菜やお肉たちだもの。
暑い中大変だっただろうなあ。
ほんとうに感謝です。
「それをどう働き方を変えろって?」って話になると困ってしまうけれども。
とりあえず、変わらず動く世の中を当たり前だと思わないようにしようと思う。
変わらず動くのが当たり前だなんて、自分も他人も縛らずにいようと思う。
どうぞ腹が立つなら休んでくださいと、
殺意が芽生える前に休んでくださいと、
無責任に願いたい。