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地下都市でアーシング! ちょっと神秘体験。

一人で大人遠足。

地面に直接触れて、体の悪い電気を地球に還すアーシングがマイブームで
今日も午後から夏の庭に行って裸足でアーシングしようと思っていたんだけど、どうせ地球に還すなら、地球の核により近い場所でやったら、なんかもっと
ダイレクトに地球に触れた感あったりしない? なーんて思いついて。

現在、多分、人が簡単に思い付きで行ける場所で
人工物で遮られていない一番地球の深い場所って
…。もしかして地下都市ちゃうん?
東京の大江戸線が深い場所に掘られているけど、直に地球に触れるのはほぼ無理でしょ?コンクリートの穴だもの。

あとは探検隊レベルの装備で潜り込む地球の穴はそこここにあるでしょうけど
深くは地下8階相当の深さまで地球剥き出しの、地球の核に一番近い場所で
簡単に行ける場所って、ここカッパドキアの地下都市だけだったりしない?

をおおおーーーー!

素敵なキーワード降って来た!

現在公開されている世界最大の地下都市デリンクユまでググったら車で約40分の道のり。

わーい!

キーワードが今日降りてきたミラクル。
ご近所に地下都市があるミラクル。
そこにすぐ行けちゃう時間のあるミラクル。
(この日は息子の夕飯の心配をしなくていい日だったのです。)

家事を済ませて
午後2時には入場口に着きました。
中はそれなりに混んでいました。

順路通りに進んでいきます。

今まで
ガイドさんと来たり、TVの撮影の仕事で来り
取材で現地の専門家と来たりしましたが
純粋にたった一人で入ったのは初めてです。
中で迷ったら、出てこれなくなるような不安が心を過りました。
なんか、そこの角をぐるっと回ったら
その先に全く違う世界が続いていて
二度とここに戻れなくなるかも、と言う幻想の恐怖です。
ファンタジーの世界でありつつ、パラレルワールドの世界。

ワタシは敢えてジェットコースターには乗らないし
お化け屋敷も入らないできました。

わざわざ自分にストレスを掛けて、そこから解放する快感!とか不要だな、と思ってきたから。
でも、多分、ここで感じてた恐怖は、
そのお化け屋敷とかジェットコースターみたいな感じ。
多少、閉所恐怖症気味なところもあるから
心臓がバクバクいっていて
「ワタシは負けないって分かっているのに何で心臓がこんなにバクバクいうのを止められないんだろう?」
コントロール出来ない自分への不安。

公開されている中での最下層に着きました。
その先に20mくらいまだ先に潜れて
その先にお墓だったとされる四角い穴が見れるようになっています。
その通路は屈まないと通れないくらい狭く、入口から中は見通せません。

今日は一番最下層まで行って
瞑想するのが目的できたんじゃん、と

わが身を奮い立たせて、中に入っていきましたが
墓地穴に着く前に一瞬、どの照明の明かりも届かない場所を通過します。
あんなに暗闇が怖くなくなっていたワタシだったのに
そこを通過するときに感じていたのは明らかに「恐怖」でした。

墓地エリアについても落ち着かなく
瞑想どころじゃありません。
早々に引き上げましたが、狭い経路を戻る足取りは段々と早くなり

元の地点に着くころには駆け足に近い速度になっていました。

ふーっと息を吐きました。
そこには中を見学しようかどうか迷っている他の観光客もいて
基本は現実世界です。

現実世界ですが
まだ地上はほど遠い地下の深い場所です。
しっとりとした空気に息苦しさを感じます。

地下都市の中の気温は年間を通して18度前後で
決して暑いことはありませんが

汗をかいてきました。
そろそろ地上に戻った方が良い気がします。
地上に戻らねば!と強く思うと、その場でパニックを起こしてしまいそうなので

敢えて、静かに「ああ、そろそろ、地上に戻ろう」と言葉にしました。

でも、まだ瞑想してないしな。
今日のタスクは地球の核に最も近い場所でアーシングしながら瞑想する事だったはず。

戻り道を辿りながら、どこか適当に他に観光客の方の死角になる場所を探します。
探せば、横道や行き止まりになっているルート外のスペースはそこここにあります。
でも、あんまりそういう場所の奥へ行く気になれません。
少し弱気な自分も認めましょう。

やっと、適当な場所を見つけました。
流石に胡坐をかいてのじっくり瞑想な心の余裕がありません。
とりあえず靴下を脱いで、湿った岩肌に裸足で立ち目を閉じます。
両手は低い天井に触れる様にして、地中のエネルギーが循環するように意識しました。

フラッシュバックの様ないくつかのイメージが浮かんできたところで
ワタシ以外にもモノ好きな人がいたらしく、

どん詰まりのルートを探索して入ってきました。
ワタシは慌ただしく靴下を履いて、靴を履いてパタパタと体の埃を払いました。

その後は、パニック予期不安もなく
ルートをルート通り落ち着いて上がっていきました。
地表に出た瞬間は
まさに、ほ!っと言うカタルシス。
ジェットコースターもお化け屋敷も、このカタルシスの為の遊戯ですから
期せずして、今日はそのカタルシスをも楽しむ羽目になりました。

長くなったので
その最中に考えたことや
行き帰りの道で考えたこと
その後、夏の庭に着いてからの話はまた気が向いたら書きます。

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