足元ばっかり見て歩く朝|祖母の呟き日記
最近実家に帰ってきていて、それはそれは慌ただしい日々を過ごしていた。
とはいえ、そんな慌ただしい日々の中にもルーティーン的なものは出来上がる。最近は朝の7時半から8時まで近所を散歩してから朝ごはんを食べるのが日課になった。
ルートは日によって変わるが、必ず最後に植物園の長い階段を上って降りてしてから帰る。階段は健康に良いからね。
朝の地元を歩いているとたまに小学生とすれ違うので、なんとも言えず気まずい。今日もおはようございます! の声にあ、あす……みたいな情けなすぎる返事をしながら消えかけの横断歩道を渡った。
今日も今日とて良い一日。毎日楽しいし、地元の生活は日に日に楽しくなっていくよな。
地元に帰ってきている間は基本的に居間で仕事をしているが、祖母はわたしのパソコン捌きに興味津々である。ちなみに同じ部屋で寝ているが、先ほど
パソコンが速い人を見てるとみんなピアノを上手に弾けそう
的なことを呟きながら眠りについた。良い夢を見れますように。