Ayurvedaとの出逢い
仕事を辞める1年前に出会ったアーユルヴェーダ。
毎月スケジュールをこなすだけの生活、
このままで良いのかなという漠然としたモヤモヤがあった。
曇りを晴らしたくて本を読みあさり、その時ピンときたものがアーユルヴェーダだった。
心と身体の繋がり、精神や魂までそれぞれの側面から健康を捉え
誰しもがそれぞれに持つ健康的なバランスへ戻していく。
本来の身体や精神の個性に焦点を当てた考えにドキッとして、のめり込めんだ。
以前から自然療法や健康に興味があり、そのままでも健康だと思っていたわたしは「全てが自分の完全なバランスに整ったら、この先どれだけ元気になっちゃうの?」
そんな自分に会ってみたい。
このとっっても能天気な興味と好奇心だった。
10冊以上の本を読んで、生の知識が欲しいと駆け込んだ。
そして半年間アーユルヴェーダとヨガを学ぶ。
毎回の座学があっという間、お水をぐびぐび飲むように
アーユルヴェーダ医学に惹かれていく。
「身体のこと、心のこと勉強することが楽しい!」
そんな初めての体験に夢中だった。
物質として見えないことが
エネルギーや波動、そんな言葉で存在していることがスッと入ってくるようになった。
【学んだ事】
・アーユルヴェーダ
・ YOGA
・ヨガ哲学
・脳科学(セロトニン)
・チャクラについて
・瞑想
【半年間の気づき】
①当たり前に備わっている自分の身体に全く無意識であったこと。 (驚きの便秘10日間もしていたこと、前回を気に留めていないからどれだけの頻度で排便をしているのかさえ気づいていなかった。)
②日々身体も頭も動きすぎる私には瞑想という静けさが絶大なバランスをもたらす効果的なものであったこと
◉外が気にならない、惑わされない→自分に集中
◉判断が早くなった いる・いらない/今・あと/やる・やらない
③不規則な中でも規則的なことを作るだけで身体が整っていくこと 毎朝白湯を飲む、鼻うがい、舌磨き、ごま油活用、1日2回の瞑想、YOGA
半年間、毎日自分の起床時間から就寝時間、食事、排泄、朝の習慣、身体や感情の日記をつけた。
記録して見える自分の身体。
わたしには何時間の睡眠が最適で、
毎日いかに不規則にご飯を食べていたのか、食べるものが偏っていたのか
記録するから感情に意識を向けるようになり、自分との対話ということも覚えた。
「身体が疲れすぎて食べれるものだったら何でも良い」
食に興味なく地下のお惣菜と機内食が常であった生活から、
少しでも新鮮なものをという意識へ。
手作りのお味噌汁、おにぎり、野菜一品から二品、少しずつ食が変化して、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年と続けると
やはり、身体は変わった。
身体が変わるから意識も変わって、
いや意識が変わったから身体が変わったのか
とにかくココロとカラダはぶっとく繋がっている。
連動している。
バランスが本質へと整い始めると、1日1日「今日は何が起きるんだろう?誰に会えるんだろう?」そんなワクワクした気持ちから始められた。
“毎日気持ちが良いから、続く”
これがアーユルヴェーダの6ヶ月だった。
アーユルヴェーダを学んだから一生もう病気にならない、曇らないなんてことはない。
生きている限り、実際色々なことは起きるし、予期しない障害物はこれからもきっとやってくる。
それでも、自分に自由な羽があることを確認出来た感覚、経験があったことが
安心にも自信にもなってまた自分を支えてくれるんだろうなと思う。
そして自分のことは、自分で試してみる以上に確かなことはないのかな、なんてことも思う。
一つのことに興味が長く続くことは珍しいが、先月からまたアーユルヴェーダの新たな学びが始まった。
何のために?
「面白いんだもん!」
これに尽きる。