睡蓮の池に沈む
モネの「睡蓮」の連作が飾られていることで有名なオランジュリー美術館に行ってきました。
天井が布張りになっていて、上からの光が柔らかく降り注ぐ素敵な場所でした。楕円形の空間も、やさしい雰囲気に貢献しているように感じました。
モネの睡蓮は、遠くから見ると池に睡蓮が浮かんでいる様子がよくわかるのに、近くに寄ると意外とラフなことに驚きます。距離感で見え方が異なるのが面白いです。
また、想像していたより暗い色を使っていて、シックな印象的であることにも驚きました。幻想的で心地よい一方で、自分が池に沈んでいきそうですこし怖い気もしました。
ところでオランジュリー美術館はチュイルリー公園の一角にあります。公園にはたくさんのガーデンチェアが置いてあって、気楽に休憩やおしゃべりができるようになっていました。私もこんなところでコーヒーを片手に友人とのんびりおしゃべりしたり、読書をしたりする素敵ライフを送りたい…