サービス業の勤務時間を超える労働には残業代ではなくお客様からチップを取ろう

これは自分が働いてたときに感じたことです。

商業施設で働いていたのですが、低料金のチェーン店だったので朝から晩までお客様が引っ切り無しに来られてました。

スタッフ人数に対してお客様の数が多すぎて店のドアが開くたび嫌になることもありました。
それでも仕事なのできっちりこなしますが、僕たちサービス業ではとても難しい部分があります。

それは営業時間ではなく拘束時間です。

そのお店では20：30受付終了でした。ということはつまり、20：30までに入ればOKだということです。

ひどい時は20：15くらいで7人待ちくらい、しかもスタッフ1人で、というケースも普通にありました。
7人待ちがどれくらいかかるか皆さんは分かりづらいと思うのでご説明します。

例えば1人カットが約15分かかるとしますね。
そしたら7人待ちだと単純計算1時間45分待ちになります。

そんなに待つ人いるの？

と思うでしょ？それが待つんですｗ

これは僕が経験した中で感じたことですが、

低料金のお店のお客様ほど時間を失うことに抵抗がない人が多いです。

あとはもう一つ、低料金のお客様は朝1番や閉店間際に来られる方が多いんです。それは子供のころ夏休みの宿題をはじめにやる子と終わり間際にする子が多いのと似ています。

18時閉店でも21時閉店でも終わり間際に来る方はきっと多いのでしょう。

それでも仕事が好きで満足してやってる方はそれでいいんです。

でも大半の人はこんな労働環境だと疲労、時間のなさ、からくるストレス、お客様への態度、等色んなところに不具合が出ることもあります。

いくら残業代が出るとはいえこれだけのデメリットを補えるほどのお金が出るわけじゃありません。

そもそも何でこんな状況になるのか？を考えるとおのずと解決法は見えてくる。

お店が残業代を払うではなく、お客様が店員に料金(チップ)を払えばいいのである！

例えば1080円カットなら1620円を頂戴するとか。
そうすれば値段目当てのお客様の何割かは閉店間際に来なくなる。
7人待ってたお客様が3人くらいになる可能性は高い。
すると1人540円がもらえる。
それを45分で3人切れば45分で1620円もらえることになる。
時給に換算すると2000円近くいくペースになる。
しかも経営者も残業代1時間45分払わずに済む。

お金、時間、店員そして経営者側にもマイナス面がなく全員がWINWINなやり方だと僕は思う。