移住したい県、No.1
移住したい県、No.1 に長野県が14年連続で選ばれたといいます。(「田舎暮らしの本 ー 宝島社)自然の魅力、広々とした土地、美味しい食べ物、運転のしやすさなど、いろいろと都会に住む人々を惹きつける要素が満載だと私も思います。そして、地方銀行さんでも移住希望者のためのローンの金利などを工夫されているようです。
別の調査では沖縄がNo.1という記事も目にしましたが、やはりずっと住むとなると四季があるのは変化があって生活のメリハリもつきそうです。
今日目にしたもう一つのニュースでは、「熱海が不動産バブル」だとか。連日、別荘用の温泉付きマンションなどへの問い合わせが絶えないといいます。
私が施工をお願いする会社も、ある二拠点生活の説明会のお手伝いをしたそうで、週末に400名ほどが参加していたとか・・・(この時期、オンラインの集まりだと思いますが)
やはり皆考えることは同じで、1年近くコロナの危機感にさらされて、都会に住んでいる意味、を考え始めたのだと思います。Quality of Lifeを考えた時、仕事をしていない時間をどんな風に過ごすことができるか、そして仕事している時でもランチや休憩の時にどんな過ごし方ができるのか、これは長い目でみると相当大事なことだと思うのです。
ここのところ、ある程度覚悟していたものの、建築の見積もりとにらめっこしながら、どこでコストダウンが可能か、どこは妥協したくないかを考えつくしてちょっと疲れていたのですが、やはり方向性は間違っていないと確信してきて元気がでてきました。
そもそも東京にきた理由はなんだっけ?
私の故郷は日本海側です。高校までを雪国で過ごし、当時はTVでも「裏日本」とか言われていたし、お天気予報をみると日本海側は曇りか雨のときにいつも太平洋側は太陽マーク。くやしい・・・・ という訳のわからない静かな怒りを持って過ごしていたような気もします。苦笑 でも、だからこそ県民は皆忍耐強い傾向があると私は思っています。
憧れの大学が東京にあったこともあり、無事進学し、外資系の航空会社に就職。思えばやはり航空会社の拠点はどこにでもある訳ではないので、東京にこなければ歩めなかった人生を今まで歩んでこれました。そういう意味で、この大都会にとても感謝しているし、銀座も青山も外苑の並木も、そして横浜の港の風景もとても好きです。
仕事上もプライベートも海外に出ることが多かったので、羽田空港にアクセスが良いのも良かった・・・ 今となってはいつ海外にいけるか、ですね。
Quality of Life
コロナで家でほとんどを過ごすという事態になった今、本当に自分や家族にとって、心身ともに健やかな暮らし方ってどういうことだろう?と思います。
そういえば、都会を愛してやまない娘も、最近ではちょっと田舎が気になったりして、ピクニックやキャンピングを楽しんでいるみたいです。今の20-30代の人たちの方が自分らしくいろんなことを肌で感じながら生きているのかも。(ほら、バブル時代を生きた人たちって、結構見え張ったり頑張りすぎたりしながら生きてきたものね。。)
丁寧な暮らしを目標に
今までいろんなことを猛スピードで突っ走ってきたような人生だったかも、と思うと、これからは少しスピードダウンしてゆっくり物事を考えたり、ちゃんと料理をして食事をしたり、新しいものを買う前に少し考えたり・・・したいものです。
丁寧といえば、言葉も大切。なるべくハッピーになる言葉を使おう、と心がけることも、このコロナ禍のストレス下では大事ですね。
言霊を信じているのは日本人だけではなくて、外国でもNegative wordsを使うと自分に降りかかってくるから、という人に何人か出会いました。こういうことって心で感じるものだから、やはり世界中共通の感覚なのかもしれません。
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