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雪明けの寒桜

とある公園の片隅の寒桜。

桜を見て、ふと西行を思い出しました。が、歌は思い出せず;

以下は検索の結果のピックアップ、です。

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吉野山 こずゑの花を 見し日より 心は身にも そはずなりにき

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吉野山に咲く梢の桜の美しさを見た日から、桜にあこがれる自分の心は、身には添わなくなってしまったことだよ。

「ベネッセ教育情報サイト/桜の歌人・西行。桜になにを見ていた?」

この歌には、下の句があって、そこでは「身を離れた心は、はてさて山桜が散ったあとにこの身に帰るのだろうか。」と、生涯で230首も桜を歌い続けたこだわりを感じさせますね。

あれこれ見て、仕上げはこの歌

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願わくは 花のしたにて 春死なん そのきさらぎの 望月の頃

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もちろん、ベネッセさんのサイトにお世話になりました。

どうか、春の、桜の花の咲く下で死にたいものだ。あの釈迦が入滅なさった二月十五日頃に

と願った西行は、文治六年(1190年)二月一六日にこの世を去りました。

雪が明けたとある大きめの公園の片隅の寒桜

私の業界の人たちは、この時期にだけは死ねない季節となりました。

みなさま、ご無理をなさらないように、春をお迎えください。

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