「名著の話」で気づいたことなど。
大学の課題で、カフカの「変身」について書かなくてはいけなくなって。
副読本的にこの「名著の話」を読んだのですが。
この本では表題のカフカ以外に「遠野物語」と神谷美恵子「生きがいについて」を取り上げていたんですね。
この三章めの「生きがいについて」自体は読んだことがなかったんですけれど、これについて語られる三章は、亡くなった人とのかかわり、亡くなった人の尊厳などに深く触れていて……慰められるとかではないのですが、自分の中の娘との付き合い方についてとても参考になりました。