久々利

2023年に娘を亡くして以来、追悼書き込みばかりになってしまいましたので、名前を変えて、こちらはもうそれ専用のアカウントにいたします。泣き言が多いです。 他のSNSでは控えていますが、こちらでは「死」という言葉が頻出します。

久々利

2023年に娘を亡くして以来、追悼書き込みばかりになってしまいましたので、名前を変えて、こちらはもうそれ専用のアカウントにいたします。泣き言が多いです。 他のSNSでは控えていますが、こちらでは「死」という言葉が頻出します。

マガジン

  • 自死遺族になって。

    2023年8月12日に娘が自死してからの後悔とか反省とか嘆きとか。

最近の記事

急ぎの郵便を出しに、夜、コンビニのポストまで歩いていて。 かなり普通に日常を送っているふりをできるようになったと思っていたけれど、星がきれいすぎてまた泣けた。 個人的にはあの子は星になったとか全然思っていないんだけれど。 この空気の中に居たらいいなぁとは思った。

    • ここんところの気持ち。

      また、漫画からの引用なんですが……。 (例によって運営や著作権者からクレームがつきましたら削除いたします) 何年か前にドラマにもなった「僕たちがやりました」の9巻より。 ちょっと絵がホラーっぽくて怖いですが。 このスーツの「待ってたよぉ」と言っている男(主人公)が高校生の時、仲間と悪ふざけで仕掛けた爆弾で、隣のヤンキー高校の生徒10人に死傷者を出してしまっているのですが、様々な事情で彼らは糾弾されることなく、罪を償うこともさせてもらえず10年を生き続けてきました。 罪の意識

      • 時々、すごく死にたくなる。 生前のあの子に出来なくて悔やまれることばかり思い出す。 あわてなくてもじきに寿命がつきる年齢だと自分に言い聞かせてはいるけれど。 しんどい。辛い。

        • 「名著の話」で気づいたことなど。

          大学の課題で、カフカの「変身」について書かなくてはいけなくなって。 副読本的にこの「名著の話」を読んだのですが。 この本では表題のカフカ以外に「遠野物語」と神谷美恵子「生きがいについて」を取り上げていたんですね。 この三章めの「生きがいについて」自体は読んだことがなかったんですけれど、これについて語られる三章は、亡くなった人とのかかわり、亡くなった人の尊厳などに深く触れていて……慰められるとかではないのですが、自分の中の娘との付き合い方についてとても参考になりました。

        • 急ぎの郵便を出しに、夜、コンビニのポストまで歩いていて。 かなり普通に日常を送っているふりをできるようになったと思っていたけれど、星がきれいすぎてまた泣けた。 個人的にはあの子は星になったとか全然思っていないんだけれど。 この空気の中に居たらいいなぁとは思った。

        • ここんところの気持ち。

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        • 「名著の話」で気づいたことなど。

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        • 自死遺族になって。
          172本

        記事

          発作的に。 亡くなる前夜のやりとりを反芻して叫びたくなる。 あのときもっと親身に寄り添ってやればよかった! あの時に戻りたい! 戻りたい!!!!

          発作的に。 亡くなる前夜のやりとりを反芻して叫びたくなる。 あのときもっと親身に寄り添ってやればよかった! あの時に戻りたい! 戻りたい!!!!

          夢の話

          夢に娘が出てきたときは、ついこちらに記録してしまう。 今回は、私の知り合いたちと共に渋谷で一緒に遊んでいた。 一緒に東京に行ったことなんてないのにね。 でも、終始なんだか楽しかった。 途中で連絡取れなくなってちょっと心配したりもしたけれど、普通に楽しかった。 そして、いつもなら途中で「これは夢だ」と気づくのに、今回は珍しく最後まで気づかなかった。 変な話、娘は私の中では生きてるんだなと思った。 あの世はないと思っているから、もう再会することは二度とないんだけれど。 時々、

          暫く使っていなかったネットバンクのログインパスワードがわからなくなったので、そういうのメモしてあるノートを引っ張り出したら、満面の笑顔の2歳くらいの時の娘の写真が挟んであって、この不意打ちに「本当にバカなんだから!」と泣いてしまった。 こんなに笑顔なのに……

          暫く使っていなかったネットバンクのログインパスワードがわからなくなったので、そういうのメモしてあるノートを引っ張り出したら、満面の笑顔の2歳くらいの時の娘の写真が挟んであって、この不意打ちに「本当にバカなんだから!」と泣いてしまった。 こんなに笑顔なのに……

          ……なんだかんだ言いつつ。 もう一度声が聞きたくて気が狂いそうになることもある。 (ビデオの類がないため)

          ……なんだかんだ言いつつ。 もう一度声が聞きたくて気が狂いそうになることもある。 (ビデオの類がないため)

          「真綿の檻」の5巻を読んで考える。

          親と娘のこじれた感情を描くシリーズの「真綿の檻」5巻。 https://amzn.asia/d/bdGbGuJ 今回はとある母と娘の確執を、娘サイドの言い分から描いた話と、母親サイドの言い分から描いたお話でした。 娘サイドの話に最初、かなり息苦しいものを感じて「ああ、私の母もこんな感じだったなぁ…」などと読んでいたら、母親サイドで娘の言い分が綺麗にひっくり返りました。(娘サイドでいろいろ伏線が張られているんですが、さりげなさすぎて二度読み返しました💦) まあ、どこの家庭に

          「真綿の檻」の5巻を読んで考える。

          大学の課題でフランクルの「夜と霧」https://amzn.asia/d/1yZ1UAc を読んだ。 第二次大戦のユダヤ人収容所に居た実在の心理学者の回想録なのだけれど、「生きること」「人の尊厳」「喪失」について刺さる部分が多く、色々考えさせられた。

          大学の課題でフランクルの「夜と霧」https://amzn.asia/d/1yZ1UAc を読んだ。 第二次大戦のユダヤ人収容所に居た実在の心理学者の回想録なのだけれど、「生きること」「人の尊厳」「喪失」について刺さる部分が多く、色々考えさせられた。

          子供の頃、ニュースなんかの中でもう何年も、何十年も前に亡くなった子供のことを涙ながらに語る親に「そんなに時間が経ってるのに未だに泣くの?」と、ちょっとうさんくさささえ感じていたんですが、もしその頃の自分に会えたなら助走つけてぶん殴りたい。 泣けるんだよ。いつでも昨日のことのように

          子供の頃、ニュースなんかの中でもう何年も、何十年も前に亡くなった子供のことを涙ながらに語る親に「そんなに時間が経ってるのに未だに泣くの?」と、ちょっとうさんくさささえ感じていたんですが、もしその頃の自分に会えたなら助走つけてぶん殴りたい。 泣けるんだよ。いつでも昨日のことのように

          夫。

          親だし、悲しんでないってことはないとは思いつつも、亡くなってからこっち、娘の事にはまったく触れたがらなくて線香もろくにあげていない夫について、ちょっと娘への愛情を疑っていた私でした。 そんな彼が、今日、ふと「生きていたらもっとあんなことやこんなこともしてやりたかったのに……ホント、バカなんだから!」と吐き捨てるように呟いてるのを聞いて、ああ、この人も表に出さないだけでずっと悲しみをこらえていたんだなと改めて気づいて、人前では泣かないようにしていた私も、たまらずその場で息が詰

          夢は願望。

          昨夜あんなことを書いたからかどうかはわからないが、今朝の夢に娘が出てきた。 娘は、生前はいくら勧めても興味を持たなかった編み物を、やってみようかな、と言い出したので、私は喜んで手持ちの編み物道具から抜き出して娘用の編み物セットを揃えてあげた。 「わからなかったら聞いてね」と、彼女が何を作るのかわくわくしながらそれを手渡した。 ……目覚めて、ああ、夢か。 と。 幸せな夢だったけれど、私の願望がもろに出ていたなと思う。 一緒になにかを楽しくやるなんて、生前でもそんなになかった

          夢は願望。

          こうして日常になっていくのかもしれない。

          週に何回もどこへも持っていきようのない気持ちや考察をここに吐き出していた。 それがだんだん間が開いてきて、ついには投稿しない週もあるようになってきた。 言葉は変だが、それでも未だに泣こうと思えば秒で泣けるし、他人に説明しなければならなくなると嗚咽でまともに喋れなくはなる。 それでも「泣こうと思えば」なのである。 改めて自分で悲しい気持ちを励起しない限りは簡単には泣かなくなってきた……ともいえる。 嘆き疲れたのかもしれないし、とりあえず娘用の涙の備蓄が切れたのかもしれない。

          こうして日常になっていくのかもしれない。

          自分から死ぬ気はないけれど、もう本当に生きるのめんどくさくなっていて早くお迎え来ないかなぁ……と思いながら転寝をしていたら、珍しく亡くなった母が夢に出てきた。 上目遣いに私を睨んでいて、別に怖いとかはなかったけれど、なんなんだよ、という気持ちにはなった。

          自分から死ぬ気はないけれど、もう本当に生きるのめんどくさくなっていて早くお迎え来ないかなぁ……と思いながら転寝をしていたら、珍しく亡くなった母が夢に出てきた。 上目遣いに私を睨んでいて、別に怖いとかはなかったけれど、なんなんだよ、という気持ちにはなった。

          正直、平気な日も増えてきた。 でも、やっぱりふとしたはずみで「もう会えない」ことを思い出した時、なにか太い杭のようなものが鳩尾に刺さるような苦しさがある。 杭≒悔い などとダジャレみたいなことを思う13回目の月命日

          正直、平気な日も増えてきた。 でも、やっぱりふとしたはずみで「もう会えない」ことを思い出した時、なにか太い杭のようなものが鳩尾に刺さるような苦しさがある。 杭≒悔い などとダジャレみたいなことを思う13回目の月命日