花咲くブルーベリー

僕は、歩く道を見つめた。
僕は、お前らと違うから苦しい思いをした。
みんな同じなんだ、世界は平等なんだ。
そんなの全くの嘘で何も合ってなくて……

ただ無力なんだ。人を傷つけたくない。
でも僕は、傷ついていて、また攻撃を受ける。
僕が悪かったんだ。皮肉になるまで繰り返すと、
世の中がどれくらい当たってて、間違っているかさえ分からなくなる。―もうここまで来ると僕はおかしい。
また登校だ…。また学校だ…。
日に日に人を恐怖に陥れるのが、教育機関なのか?
いや、違うさ。普通だったら、何も無かった。
僕が本国と外国のダブルでさえなければね。
人って恐怖心の塊なんだ。本国と外国のダブルでさえ、本国の言葉がモノになってなければ、外国人らしいのさ。そして、他の国の人、つまり他人。
そうやって人を省いていくんだ。
あいつらは、心の底から反省していないよ。
ぼくは、別に怒ろうとも思わない。
「ただ精神がちょっと傷ついただけだよ。」って
きっと笑ってごまかすさ。本当は病むくらい傷ついてるってのにね。

ある日、僕は学校を辞めることを決意した。
理由は分かる通り、これに耐えきれなくなったからだ。
その日の空は、真っ青で、
「僕、今日死ぬのかな?」とさえ思ったほどだった。
あいにく、その日はバレンタインデーだった。
僕の国には、チョコレートやチョコレート菓子を渡す習慣が有る為、街は恋人達で賑わっていたが、僕には恋人と言う人が存在しなかったため、代わりに僕の愛する妹ベルに沢山貰うことにした。
ベルは、気を使ってくれたのか、本当にたくさんくれた。ーいつもくれない訳ではないが、この時はそういう事だと思いたかった。
辛いんだ。今も誰かが、僕の噂をしているだろうことが…。
怖いんだ。僕の年齢の子は、みんな義務教育で学校へ行っているのに、僕が学校に行っていないことが。
津波のように僕へ押し寄せて、僕が何かを思わない内に、海の奥深くへ閉じ込める、息が出来ない、いつまでたっても息が出来ない、死にそうなのに死なない、これが、僕の現状。

それから、毎日、一日中僕は庭のハンモックで空を見上げた。ずっと、ぼーっと動く空を眺めた。
数時間が早く過ぎ、気がつけばベルが夕食の時間だと伝えに来る。
僕は、時間にさえも無力であった。時計という物さえなければ、時間を操ることが出来ない。
これから僕は、数年という時を無駄にしていくのだろうか。そして死ぬまで愚かな人間として生きていくのだろうか。
僕は自分の考えた事と同じように、時間を無駄に使っては悔い、今することの無い自分を許し、また時間を無駄にした。
流石にこれには、母が心配した。僕は母の方が外国の出身であった。5年くらい前までは、そっちの方で暮らしていた。その頃は外国語の方を中心に話していたので、その方が得意であったが、今は本国語の方が得意である。最初の方に、ダブルであったから、いじめられたといったが、どちらかというと、言語のことでなく、容姿について沢山言われた。見た目が外国人だったからね。色々と偏見を持たれた。
それから、母は母国から親戚を呼んだ。
親戚は、母の姉の長男だ。母の姉も、本国の人と結婚しており、でも彼は僕とは違い本国の方の顔をしている。外国語の方が流暢なんだけどね。
兄さん、ああ僕は彼の事をジア兄さんってよんでいるんだ。僕の国は、目上の人には、礼儀正しくするのが大事って言われているからね。

数日後、兄さんがこっちに来た。
兄さんは、学校が全然ある日だったのにも関わらず、数十日いてくれることになった。
兄さんは、ただ学校に行かなくていいとか、しょーもないこと考えてるんだろうけど…来てくれるだけでも相当嬉しかった。
「やあ、兄さん、僕達会うの数年ぶり?」
「チェン、久しぶりだね。学校辞めて、ぼーっとしてるらしいじゃん」
「まあね、不登校じゃなくて、学校やめたんだぜって言いたいところだけど、そんなジョークすら言ってられないくらい精神が、というか頭がどうかしてるんだ。」
「俺は、辞めた方がいいって思ってた。分からない奴には、分からないんだ。そいつらは、人の気持ちなんて知る由もないんだ。」
「ありがとう、兄さん。僕は、兄さんみたいなかっこいい人になりたかったよ。」
「チェン、お前は、もうちょい自信を持て。
お前はどこから見たってかっこいいじゃないか、
容姿に対しては不安な面なんてないよ。」
「兄さん、言い過ぎだよ、お世辞が過ぎる。こんな容姿じゃなければ、いじめられなくて、済んだんだ。こんなんじゃなければ…」
僕は、涙が溢れた。みんな揃って、容姿はいい、容姿はいいって、ふざけるな。僕はこんな顔を願って無かった、ただ本国の人の、普通の、普通の顔、美形とか、可愛いとか、格好良いとか関係なしに
普通に生まれたかった。僕は何よりも人の平和を望んでいたから、ひた隠しにしてきた。みんなはいいなって、普通でいいなって、何かの才能というか、一種の奇跡みたいのじゃなくて、ただ不自然じゃない、目立たない、そういう人になりたかった。でも、それはもう叶わない願いだった。

その話は、兄さんにはしなかった。でも、僕の涙を見て、深刻だと分かったようだ。迎えに行った帰り、焼肉を奢ってくれた。話も聞いてくれたし、頭も撫でてくれた。心は満たされなかったが、気持ち的には満足だった。

次の日、兄さんは僕に勉強を教えてくれた。
僕は、全然勉強が好きだったから楽しむことが出来た。特に楽しかったのは、僕にとっては外国語、兄さんにとっては本国語の勉強さ。僕は昔の記憶を思い出して話を聞いたんだ。言ってなかったんだけど、僕と兄さんの会話はいつも外国語だよ。兄さん全然話せないんだ、僕にとっての本国語を。
僕は兄さんに謝らなければと思った。
母さんの勝手というか、僕の事情とかで、学校の時間サボってまで来てくれて感謝し尽くせないからだ。でも、彼は僕がそのことを言う前に帰ってしまったー僕が寝ている間にそうしてしまったんだ。

その日、僕は勉強をすることにしたんだ。
兄さんは勉強が得意だから、僕に沢山アドバイスをしてくれた。勉強は学校辞めても続けるべきだとか、塾とか行かずとも勉強出来るとかね。
兄さんはいつも公園でギターを弾いて、人を魅力させるプロってことも話してたな。
今から始めてもまだ遅くないって気づいた。
時間に誠実になろう、僕はそうすることに決めた。
密かに家で勉強することにした。
バイトと言えどまだ出来る歳ではない。
だからコツコツと、僕にはそんなちゃんとした事が出来るはず無いけど、頑張らなくちゃ。

勉強するのは楽しかった。人に見られず過ごすって本当に幸せだ。偏見やいじめも無い。相変わらず、家族には心配をかけた。申し訳ない気持ちでいっぱいだったけれど、この道を選んで後悔したことは無い。
僕をいじめた奴らを見返すとか、そういう事のために勉強する訳じゃないけど…自分のためになるからいつかきっと。

僕は十分に成長した。勉強を始めたあの時から、随分知識がついてきた。本国語ももうすっかり本国人のように話せるようになった。もう気がつけば8年が過ぎていて、僕もほぼ大人。妹、ベルは高校生、僕とは違い、生まれた時からここにいたから、学校で友達が沢山いた。ちょうど夏休みだから、よく遊びに来る。僕は昔と変わらず、暑さ寒さにも変わらずハンモックに寝ていた。僕がいたら、会話の少しも楽しめないだろう。僕はベルの友達とベルには迷惑をかけたくないし、ベルには幸せになってもらいたい。こんな兄とは違って…。
暑い日差し、暑い風、全てが僕を侵食する。
何も考えないで、休日も平日も関係ない世界で過ごすのはとても貴重な体験だ。
将来も不安だ。きっと人々は言う。お前は役たたずのサボり人間だ。人の価値も無い。生まれて来なければよかったと思うくらい散々な日々、散々な人生。分かってるし、知ってる。もう変えられないのも知ってる。ずっと止まない落雷、ゲリラ豪雨…ゲリラ豪雨って、激しく降って、すぐ止むからそう言うんじゃないのか?……分からない……分からない、あぁ、まただ、もっと沢山勉強しないと……
こうやって僕の人生は始まりもせず、終わりもせず淡々と続くのであった、
そう自分に言い聞かせ、寝ようと思った。すると、声がした。やっぱり僕、まだ精神的におかしかったんだな。この時天使が、死を導きに来たのかってね。Oh my gosh.或いはOMG或いはOh my!!
なんでもいいや。その時は「連れていかないで。」じゃなくて、「どうぞ連れて行ってください」って気持ちだった。だって人生に夢も希望も何もかも無くなってしまったから。
……そんな事を考えているとまた声がした。
目を開けて見ると、美しい顔が僕の前にあった。

「こんな所で寝ていると熱中症になりますよ。」

これが僕と彼女、メアリーとの出会いだった。
メアリーは妹、ベルの友達で、あぁさっき言った夏休みに遊びに来てる人だ。
彼女は、僕がハンモックに寝ているのが気になったらしいんだ。…そういう意味じゃなくて、熱中症になりそうで怖かったらしい。
僕は、案の定熱中症だった。頭がおかしくなっていたし、天使とか何とか吐かしてたからそれだとすぐに分かった。ハンモックに寝ている間、何も飲み食いしないからさ、水分も全くとってなかった。
話だと、死ぬギリギリだったらしい。
(なんだよ、死なせてくれないのかよ。)
天使はとても意地悪なようだ。神様だって…、
あぁ、こういう時に使うんだよな、Oh my God.。
キリスト教信仰は昔していたけれど、今は無宗教だから、神様の出し方なんて分からない。神様ってそもそも出すものなんだっけ、分からない。別に知らなくてもいい。僕は今死ねなかったのを後悔しているから。

起きたら、よく分からない所にいた。熱中症になって、メアリーと話したのは、本当だったが、それからは夢だった。夢では、ギリギリ死ななかったが
現実でも、ギリギリ死ななかったようだ。三途の川なんて、見ることも無かった。夢でも現実でも死ねなかった。三途の川さえ見えなかった。僕は悔しかった。泣いた。ベルは喜びで泣いていたが、僕の気持ちを勘違いして、抱きしめた。嬉しくない訳がなかったが、それは僕をもっと辛くさせた。
家族やベルが帰った後、メアリーが僕の前に来て言った。

「貴方は、沢山の不幸に恵まれてきた、そうベルに聞きました。だからと言って、熱中症なんかで死のうとしないでください。ベルのためにも、そして自分のためにも。私が、貴方の話聞きますから、支えますから。もう不安に思わないでください。」

「君は素晴らしい人だと心から思うよ。でも、僕はつがいの相手なんて欲しくないんだ。独りで生きて独りで死んでいく、それだけなんだ。」

「貴方がそう思っているのは、貴方が弱いことを知らないからですよ。」

そして、僕に果物セットを渡して帰っていった。
僕はただ、彼女の怒るところを見てみたかったんだ。天使の顔が悪魔の顔になる所、じゃなくて悪魔の顔が天使の顔になるところをね。
人に取り繕ってる顔って、どんなに綺麗に見えても悪魔なんだ。だから、怒っている顔が、どんなに天使か見ておきたかったんだ。でも彼女は天使の顔を見せなかった。
僕は渋々果物―やっぱり、林檎だよなー。を食べた。

そうして帰って来た訳だが、僕は危ないので自分の部屋のベッドに寝ることになった。ー別に不安なんかないんだ。何にも話したことない人に分かることなんてない。なんだ、あの人は。妹の友達と言うことで許してやらなくもないが、テレパシーとか使うことが出来たりしたら…。なんて、テレパシーを信じてなんかいない。苦しい、休まらない、この気持ちは、ずっと同じなのに、それがポッカリと穴が空いて、少し消えた気がする。僕には彼女が必要なのかもしれない。楽しみ―というのは天使の顔をいつ見れるか。を作ってくれた張本人だし、何よりあの性格嫌いじゃない。

僕はある日、外に出ることを許された。何故か?
秋になったからだよ。大人なのにね。外に出させて貰えないなんて、おかしいだろ。とっくに働きに出ていいはずなのにさ。―相変わらず、人嫌いなのをどうにかしたほうがいいよ。―分かってるさ。でも、あんなことあっちゃ関わりたくなくなるよ。
テレパシーを使えれば乗り切れる。
―そんなの無いだろ。と一人芝居を始める。
僕、一人二役やるんだ。これ案外楽しいよ。
悲しいだけだけどね。―そんな事はここ何年間はもう思わないよ、1人の方が楽しいし。ハンモックには寝てないけど―あれがちょっとしたtraumaになってね…。ベンチに座っていたんだ。すると、帰るのかなんなのか彼女が通ったんだよ―勿論、ベルの友達だとも。すると、驚くことに僕の隣に座ったんだ。そして、しばらくの間黙っていた。普通座ってきたら、座ってきた奴から話し始めるだろ。
なのに何も話さないんだ。僕から話し始めることを求めているんだ彼女は。僕実は話す時、僕から話し始めたことがあまりないんだ。だからなんだが、人の名前を呼んだことがあまりない。話してくれたら、返すぐらいのことは出来るでも、話し始めるのは人の気持ち読めなくて怖いんだ。何考えてるか全然分からない。なのに、そんな僕を君は試すのかい?こんなに未熟で愚かな僕を試すのかい?―薔薇の棘に毒を塗った状態。彼女はそんな感じだった。
しばらくしてくると、僕はいや僕達は、沈黙がどうでも良くなった。今のこの状態、今のこの景色と情景が、一番心地の良い時間になった。こんなに人に寄られて嫌だと思わない時は初めてだった。ただ、彼女と―君と傍にいたい、いてほしい。そう思った。大切な人にならなくてもいいと思った。
この思いが感じられた事に意味はあって、これ以上のことなんて望まなくていいと思った。僕は、この時を逃したくなかったので、勢いよく、且つ静かに彼女の手を取った。彼女は少し驚いて、でも僕の方を向いて微笑んだ。この顔は、天使の顔とは言いがたかったが、僕はこのような、悪魔の顔でも魅力がある事に気がついた。僕はこんな彼女を愛していたのかもしれない―この時、愛という物を分かっていない。

僕は、君を思った。今まで生きていたくない中で生きてきた。それが、彼女と出会う為なような気がした。僕は幸せを分かった。そしてこれからの幸せを願った。

3.ある日、僕はいつもの様に庭のベンチに座った。ベルと新しい友達が此方に来てベンチに座った。僕は、ベルに
「新しい友達だね。紹介してよ。」
と言った。そうすると、彼女らは、血の気が失せた顔をした。新しい友達の方に至っては凄く青ざめ涙ぐみながら、走って此処を去って言った。
この後ベルに何度も何度も彼女の事について僕は知っていると言うんだ。僕は出会ったことも、話したことも無いのにね。会ったと言われても、そんな記憶もまず無いから分からないんだ。
次の日、彼女が寝込んでしまったと言う情報を聞いて、ベルが僕を連れて彼女の家まで言った。
彼女は、綺麗な澄んでいる楽園な所に住んでいた。呼鈴を鳴らしても全く返事が無い。僕達は、ドアノブを触って空いてることを確認して、入ることにした。あいにくというか、どうして忘れていたんだろう。君は一番忘れてはいけないはずなのに!!
「メアリー!!僕は君を裏切ったも同然だ。ごめんメアリー、お願いだからもう一度だけ、話を聞いてくれ、そしてこの美しい眼を開けてくれ!!どうして、僕は災難なんだ。Oh my God!!神様は僕のこと嫌いなんですね。何も許してくれないんですね。
僕が、此処の地に来たことも、くだらない人生を歩んで来たことも、僕は愚かだし、容姿も最悪だし、君も失うし、信頼も失う。もう誰も信じてくれない。僕なんかのこと、誰も、誰も。」

「違うよ、お兄ちゃん。メアリーだって、違うって言うよ。だってお兄ちゃんは辛かった。私が思うほどより何倍も辛い思いをしてきたって。だから、自分を愚かだとか、神様が認めてくれなかったと思わないで。きっとお兄ちゃんは、報われる。メアリーもそれを願ってる。メアリーは、空から、お兄ちゃんを見守るために自ら命を絶ったの。お兄ちゃんに幸せになって欲しいから。メアリーは言ってた。
お兄ちゃんには自分からの行動力が無いって。それをして欲しかったんだと思うな。」

「有難う。ベル。でも僕は、きっと良くならない。
これからも、ずっと、ずっと災難だろう。ベル、僕はお前の事好きだったぞ。でも、もうお別れだ。
僕は学校辞める前からずっと死にたかった。だから、死んでやる。だから、そんな僕を許してくれ、ベル。そして、ベルお前は生きて、ジア兄さんに有難うと伝えてくれ、僕は、不幸だと、そして兄さんのおかげで少し救われたと、でもそれ以外救われなかったと。僕はこめかみを銃で撃つ。」

「考え直せないの?お兄ちゃん。もう、選ぶの?私は、辛い。お兄ちゃんを失うのが怖い。でも、お兄ちゃんが決めたのなら止めない。母さん、父さんにもそう伝える。」

「あぁ、母さん、父さんにも育ててくれて有難うと言っておいてくれ。あと最後の頼みだ。ベル。お前は、此処から出ていって家に帰るんだ。よろしくな。ベル。そして愛している。」

「うん、元気でね。お兄ちゃん。私も愛してる。
もう、後ろは向かないよ。今まで愛してくれて有難う。私も何十年後かにそっちに行くから。それまで、さよなら。」

ベルは、走っていってしまった。
僕は君と最後の会話を始める。
ベルのおかげで涙が止まらないや。
いつ死んだって、死ぬのはどうせ変わらない。
生まれた時から、死は決まっている。
死の日までのカウントダウンとして人間は過ごすのでは無く、自分の徳を得るために過ごす。
僕はまだ人生の大半は未知だ。でも、自ら終わらせようとしている。そう言えば、神が唯一決められない死が自殺だそうだ。僕は神に認められなかった。花が咲いてブルーベリーの実をつけたのに、鳥に食べられたのでも、人に食べられたのでも無く、地面に落ちる。これが僕の宿命で運命なのかもね。メアリー、僕は君のようには強くないんだ。
昔からね。ひとつ言うと死ぬのもずっと怖かった。
熱中症の時なんか無意識で死んでくれたらなーなんて思っていたり、していたからね。でももう吹っ切れたさ。ベルにはこめかみを撃つとかなんとか言ったけど、銃なんて持ってないさ。だから、毒を飲んで死ぬ事にするよ。お休み……………………………………


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