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何が現実で何が夢なんだろう。思う事はいつもそれで…。

悲しむのとか苦しむのとか自分のためにならないから止めた。明るく生きる方が楽しいし、暗くなるとずっと暗くいそうだから。

最近、信頼している弟のような友と話をした。

「タイムマシンがあるのならいつに戻りたいか？」についてだった。僕は何も言えなかった。どれだけ戻りたい過去があるだろう。でも、十年前に戻ったって変わらない。過去は変えられない。僕はそこまで優れた人ではない。だから結局は。「戻らない。今が一番、僕の人生最高！！」の答えに行き着いた。

友は納得して、「兄さんらしいや」と笑った。

昔の楽観的に生きていた時代のままで来たかったとは思わないけれど、心持ちは変わらずそのままだったらなとは思う。何も考えず走っていきたかった。でも考えずにはいられなかった。

無知は悪いことだ。けれど、時にはそれが幸せを呼ぶことだってあるさ。

夢の空を泳いでいる時にいきなり現実の土に落下した、帰り処が無くなった月の兎。

それでも笑って生きなくてはいけない。私は誰？ここはどこ？そんな状態でも笑って生きなくてはいけない。

なら僕は何時だって何処だって笑って生きるよ。

世界の矛盾を突き付けられたって……。