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マレーシア留学を辞める理由とは?

マレーシアのインターナショナルスクールにいると、本当に人の入れ替わりが激しいです。
本帰国・転校のどちらかだけど、学期末にもパラパラと・・年度末にはドカっと入れ替わりがあります。
だから、何度も何度も友人を見送る感じです。

各ご家庭は、さまざまな理由で帰国を決めるし、一つではなく複数の理由が混在している場合が大半ですね。

今回は、よく聞く本帰国の理由をまとめました。

もちろん、同じような理由で、私も何度も帰国を考えてますよ・・・
子供の教育を目的としてマレーシアに来た外国人の大半は、同じ壁にぶち当たっているんだと思います。

マレーシア留学を辞める理由としてよくあるもの

私もよく悩んでいる順番で、よくある帰国の理由を書いていこうかなと思います。

1.金銭的問題

これはね、親が頑張るしかないけど努力でどうにもならないこともありますよね。
想定外の円安だし・・マレーシアは年々学費を含め全てのものが値上がり中です。
だから、当初の予算内に毎月の生活費を抑えることすら難しい状態です。

毎月の生活費の詳細は、こちらの記事を参考にしてください。

2.子供と親の関係の問題

私、思春期男児の扱いに心が折れそうになることが何度もありました。今も・・あります。
特にパパと別居して留学に来ている場合は、ママが子供のメンタルもしっかりサポートしなければいけません。
パパがいれば解決というわけではないけど、正直辛いのは辛い。

3.子供の成績の問題

私は他のインターを知らないので比較はできませんが、うちの学校は勉強しない子も多少いるけれど、長くいる子ほど成績が良く勉強熱心です。
小学生でも家でしっかり勉強しなければ、途中入学の外国人が学校の勉強のみで良い成績を取るのは難しいんじゃないかな・・。
特に高学年以降からの留学スタートだと英語力の問題だけじゃなく、抜けてしまった基礎を構築する時間が取りにくいんです。
だから「マレーシアでのびのび楽しく過ごすぞ!」という考えで来ると、思っていたより勉強が大変で困ってしまうと思います。
また、それなりに勉強を頑張っているつもりの我が家ですが、「落第が決定した場合は即帰国」と子供達に伝えています。(落第は一年の成績の平均で決まります)

4.英語が成長しない

残念なことに、マレーシアに暮らしていても同じ国の友達と母国語を使って過ごしていると、英語はなかなかのびません。
一年以上いても全然のびないこともあるようです。非常に勿体無いですよね。
しかし、同じ国の生徒がクラスの6割以上というケースもあるので、その状態では不可抗力かも・・と思ってしまいます。
私は、同じ国の生徒が3分の1以上の割合になっているのなら、転校か帰国を考えることに賛成です。
その件については、こちらの記事でまとめています。

5.家族の誰かの体調不良

マレーシアで健康を維持するのって難しい・・・保護者が一人で適度な休息が取れないからか、加齢のせいか・・とにかく体が弱くなりました。
いつか私の体調不良で帰国になるのでは?なんて弱気になる日もあるほどです。
また、日本のパパが大きな病気になっても帰国を考えなくてはいけません。
それに介護の問題が始まる可能性も考えておかないといけないし、留学は家族全員の健康の上で成り立っているなと思います。

6.人間関係のトラブル

子供同士のトラブル・ママ同士のトラブル・先生とのトラブル・・その辺が理由で帰国する方もいます。
でも、それだけじゃなくて、他の理由とミックスされて決断につながるイメージです。
やっぱり外国だとコミュニティが密になるので、問題も起こりやすくなりますよね。
こちら、マレーシアの日本人ママコミュニティで自分らしく生きるポイントをまとめました。

7.学校への不満

学校への不満のみに悩んでいる方は転校になるので、他の理由も含めて帰国を決める方も多いです。
マレーシアに完璧な学校ってあるのかな・・と思うくらい、どこも色々あるようです・・転校してまたガッカリするなら帰国を決めるのも良いのかもしれませんね。

まとめ:みんな悩みながら戦っている印象です

友人の帰国理由や悩みを聞くと、やっぱり自分と同じようなことを悩んでいると感じます。
だから、マレーシアで出会うママの大半は似たような悩みを抱えて大きな決断の責任を感じながら過ごしている仲間だと思っています。

そして、帰国の決断を聞いた時には寂しい気持ちになるけれど、たくさんたくさん考えて悩んだ結論を出したんだなと、その背景を想像して「お疲れ様でした!」と、これからの新しい生活を応援したい気持ちになりますね。

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