スミレ🇲🇾発達障害児支援士

日本で息苦しさを感じ、発達障害児息子とマイペース娘の3人でマレーシアで暮らしている発達…

スミレ🇲🇾発達障害児支援士

日本で息苦しさを感じ、発達障害児息子とマイペース娘の3人でマレーシアで暮らしている発達障害児支援士。 noteでは、マレーシアでの発達障害児育児・英語が苦手なママがインターナショナルスクールで子どもをサポートする方法などの情報をまとめています。

最近の記事

Year4娘がマレー語の授業を辞めました

うちの学校では中国語のレッスンは必須であるものの、外国人はマレー語のレッスンを辞められます。 息子はYear4から入学であり、正直英語で一杯一杯でそれどころじゃなかったので、初めからマレー語クラスに入りませんでした。 娘はYear1から入学かつ語学センスを感じたので、とりあえずマレー語クラスにも入ることにしたんです。 その理由には・・ マレー語は英語と同じくアルファベットを使う マレー語は日本語のローマ字読みと非常に似ている(ほぼ同じ) 語学が苦手な私と息子に代わ

    • 男児育児×デバイスとの終わりなき戦いについて語る

      デバイス中毒気味の息子のデバイスコントロールに悩むこと何年・・? 5年目くらい? なんでデバイスなんて与えてしまったんだろうね。 そもそも問題はそこなのかもしない。 ルール設定→ルール違反→罰(一定期間の取上げなど)→再ルール設定→ルール違反の繰り返しでした。 ほんの少しずつ状況は改善している気がしたり、悪化したり・・・信じれば裏切られるの繰り返し繰り返し。 この度、また深夜にこっそりオンラインゲームをしていたことが発覚し、がっかりしているところです。 深夜の話し合

      • インターナショナルスクールで英語環境を構築するために必要な親の覚悟と運

        多方面から耳にしますが、現在マレーシアのインターナショナルスクールでは生徒の国籍比率がうまくいっていないケースが多いようです。 クラスの半分が日本人・・なんて学校も珍しい話ではないみたい。 うちの学校でも40%が日本人・・のクラスが存在した年もありました。 今年は、70%が韓国人のクラスが2学年あるようです。 そう・・この比率、学年と入学する年によって大きく変わるんです。 子どもが通っているインターはボーディング(寮)があるため、セカンダリーくらいになると寮生の日本人

        • 早過ぎる?6歳からスタートした娘のマレーシア留学

          いつも息子のことメインで話をしているので、今日は娘の記事。 娘は現在9歳。 6歳の時にマレーシアのインターナショナルスクールのYear1から入学しました。 日本の小学校では1年生を半年ほど経験し、一旦学年を下げて入学・2年後に学年繰り上げをしています。 6歳からの海外留学で思うこと6歳での留学スタートというと、「早過ぎる」という意見もあるかと思います。 娘を見ていて思うことをまとめてみました。 英語は遊びの中で身につけられる+日本語は不足する まずは言語的な話。 6

        Year4娘がマレー語の授業を辞めました

        マガジン

        • 発達障害児育児のヒント:特性に悩む保護者様向け
          9本

        記事

          英会話で大切なことって「完璧な発音<自信」かも

          私、英語が達者なわけでも英語学習に詳しいわけでもありません。 ただ、マレーシアに3年暮らしているというだけです。 これを前提として話を進めますね。 それでも、日常会話ができるくらいの英語力が育ち、なるべく英語を毎日使うようにしています。 そんな時、ふと気がついたことがあるんですよね。 娘の新しい友達は英語をしっかり勉強して来た韓国の子なのですが、私の英語が伝わらない・私も彼女の英語が分からない。 聞き返すと、とっても簡単な質問をしてくれていますし、発音も綺麗です。

          英会話で大切なことって「完璧な発音<自信」かも

          発達障害児を「ただのワガママ」にしない周囲の協力を求める重要性

          私は、息子の許可のもとで学校のみでなく、付き合いの頻度が多いママさんにも息子の診断名と特性について簡単な説明をしています。 マレーシアのインターナショナルスクールでは、頻繁に生徒が入れ替わるため、子どもの周囲に常に新しいメンバーがいて・・毎年相手を選びながら説明させていただく感じです。 中には「差別的な考えの人も存在するから、言わない方が良いんじゃない?」と私のことを思った意見をくれた人もいました。 でもね、息子のことを伝えないと、息子は13歳にもなって自分の感情を人

          発達障害児を「ただのワガママ」にしない周囲の協力を求める重要性

          【出費ばかり増えるマレーシア生活】おすすめ節約術

          円安。 とにかく円安。 そして物価高。 うっかりXでマイナスな情報でも見たものなら、エンドレスで負の世界に引きづり込まれちゃう。 私がマレーシアに来た頃はRM1あたり29円。 ここに長く暮らしている先輩ママたちなんて、RM1=25円の時代を知っているわけですよ。 ビビリだけど楽観的な私は「過去10年の動向から見て・・子ども達が卒業まで(約10年後)にRM1=35円には・・ならないよねぇ」と思ってました。 はい結論、たった3年目で35円です。 計算が面倒なので30円〜

          【出費ばかり増えるマレーシア生活】おすすめ節約術

          なぜ発達障害がある息子にマレーシア留学が合うと思うのか考えてみた

          ちょっと最近落ち込むというか・・・心がザワザワすることが続いています。 はっきり言えば、マレーシアにいる私たちではなく日本側で「日本に帰るべきなんじゃない」的な事象が続く感じですね。 ここで言う「べき」は、私が考える一般論です。 しかし、我が家は夫婦揃って「どうしてもマレーシアに残る」と決めています。 子どもたちに今の学校が適していると感じており、子どもたちの意向が「マレーシアにいたい」だからです。 特に発達障害児である息子には、今の学校は現段階で最良の選択だと考えていま

          なぜ発達障害がある息子にマレーシア留学が合うと思うのか考えてみた

          【発達障害児のマレーシア留学】我が家が実践したセラピー・アプローチまとめ

          マレーシアに来て一番驚いたこと。 発達障害児の問題解決に効果的な、さまざまなアプローチを受けられること! これまで息子は、何個もの選択可能なセラピーやカウンセリングを積極的に受けてきました。 今回の記事では、この3年間で息子がチャレンジしたセラピーやカウンセリングについての情報を一つにまとめました! マレーシアで発達障害児育児を考えている方は、ぜひ参考にしてください。 息子が実践したセラピー・アプローチ一覧早速、我が家がチャレンジしてみたセラピー・アプローチを紹介してい

          【発達障害児のマレーシア留学】我が家が実践したセラピー・アプローチまとめ

          マレーシアのローカルマーケットで簡単に手に入る野菜の種類・値段の目安とは?

          マレーシアではおしゃれなショッピングモールの野菜売り場なら、日本とほぼ同じような野菜が簡単に手に入ります。 もちろんマレーシアで一般的でない野菜は割高です。 今回は、マレーシアの地元の人が使うマーケットで手に入る日本でも売っているような野菜を一覧にしました。 こちら、地元のマーケット。ごちゃごちゃっとしています。 本当は野菜の価格も載せられると良かったのですが、マーケットには値札がなく、まとめて会計な感じです。 だから毎度1つ1つの野菜のお値段ははっきりしていないんです

          マレーシアのローカルマーケットで簡単に手に入る野菜の種類・値段の目安とは?

          マレーシア生活で注意するべき害虫!やけど虫!!

          我が家はマレーシアの中でも田舎住まいだからか、虫やヤモリの侵入をゼロにすることが難しいです。 20階に暮らしているけど、虫さんに高さは関係ないみたい。 コバエ・ハエ・蟻・てんとう虫・蜘蛛・名前は知らないけど大きな羽蟻みたいなやつ・・ この辺が、室内で遭遇する虫たちです。 もちろん夜間に窓を開けっぱなしにすることはないけど、日本の住宅と比較すると隙間だらけですからね・・ この辺はいいの。私は田舎出身なので、虫への耐性は強い方ですから。 しかし、我慢ならないのがやけど虫!

          マレーシア生活で注意するべき害虫!やけど虫!!

          器用過ぎる妹と不器用過ぎる兄

          発達障害児である息子は、人一倍不器用。 この不器用とは、何事に関しても「要領が悪い」に尽きます。 しかし、この不器用ポイントは「裏がない」「ずる賢くない」「腹黒くない」という彼の長所でもあります。 去年まで、彼の長所を分かってくれる友達もいました。(転校しちゃったけど) さて、対して娘は真逆の性格。 環境に恵まれており、腹黒いってことは今のところ無さそうだけど、平気な顔で嘘をつくし簡単に涙まで操る。本当に恐ろしい。 「不器用なお兄ちゃんとずる賢く要領が良い妹」がいるお家

          器用過ぎる妹と不器用過ぎる兄

          【後悔?反省?】マレーシア留学前にやっておくべきだった準備

          マレーシア留学3年目ももうすぐ終わるところです。 今回の記事ではあえて、ここに来て思う「マレーシア留学前にやっておけば良かったな」という事柄をまとめたいと思います。 この取り組みは短期でできるものではなく、マレーシア留学を検討している方が数年前から準備すると良い内容です。 今後、マレーシア留学を考えている方は、ぜひ参考にしてください。 マレーシア留学をする子どもが事前にやっておくと良い準備早速、我が家が「足りなかった!」と数年苦労させられた準備不足の部分をまとめますね。

          【後悔?反省?】マレーシア留学前にやっておくべきだった準備

          ADHD思春期息子「クールダウンしてるんだから入ってくるなよ!」に感動した話

          タイトルのまんまのお話です。 衝動性が強く怒りのコントロールが苦手な息子、少しずつ少しずつ成長しました。 思春期が始まってからは「悪化してないか・・」と思ったことも多いけれど、一応前進しています。 そんなある日。 数学の問題がうまく解けずにイライラが爆発したようで、クッションを投げまくった後に部屋に消えました。(被害を出さないために、クッションを選んでるあたり合格とする・・・) この日は久々の癇癪だったので、気になって息子の様子を見に行ってしまったんですよね。 そこで

          ADHD思春期息子「クールダウンしてるんだから入ってくるなよ!」に感動した話

          癇癪・衝動性・怒りへの対応のヒント

          今回の記事では、息子が最も苦労していると言える特性、癇癪・衝動性・怒りのコントロールの対応についてまとめました。 すぐ怒ってしまう・怒りが爆発して問題行動を起こしてしまうなどの特性は、他人に怪我をさせたり何かを壊したりするリスクがあります。 そもそも怒りや乱暴な行動をする人は、当たり前ですが周囲から嫌われます。 そのため、癇癪や衝動性が強い発達障害児は自分の特性のせいで孤立してしまうのですが、「自分の行動に原因がある」と理解できる年になっても簡単に行動を改められません。

          癇癪・衝動性・怒りへの対応のヒント

          反抗への対応を娘と話し合ってみた

          息子の反抗期が一時休戦かなと思ったらスタートした娘の反抗。 まだまだかわいい反抗ですが、9歳の娘は毎日のように意味不明のことで怒ったり泣いたりしています。 本来娘は「子ども扱いされたい子ども」であり、内面は私より大人だなと思う器が大きな女子なのですが、反抗期はお話が別みたいですね。 そんなある日、娘が泣きながら寝てしまった翌日の朝、こんなメモを見つけました。 「今日、ママの風船を無くしかけました」 風船の絵には、飛んでいってしまった「mom」の風船の他に、親友の名前が書

          反抗への対応を娘と話し合ってみた