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究極の2択。

 こんばんは、スミレです。
 段々と日が暮れるのが早くなってきた気がします。登下校する時間はとっても過ごしやすい気温で嬉しい限りです。

 季節の移り変わりと同じようにやってくるのが、進路についてでしょう。いつどのタイミングで必死に考えて乗り切っても、何度でも同じ試練はやってくるということを実感しています。

 というのもですね、私が通っている専門学校では、1年次に全員同じコースだったのが、2年次からバラバラになるんですよ。最初の1年でジュエリー作りの基礎を学び、そこから2年制〜4年制って感じでコースが別れてるんです。

 入学した時にはすでにコースは決めるのですが、定員に空きがあれば後から他のコースに移ることも可能。例えば、2年間だけ通うつもりだったけど、もっと学びたくなったから4年間通いたい、とか。定員に空きがあればね。

 それとは別に、3年制のコースでは、その中でも2つのクラスに分かれていくんです。例えばAクラスが金属以外の素材もじゃんじゃん使って色んな技法を学ぶとしたら、Bクラスはいわゆるお高いキラキラなジュエリーをとことん追っていく感じ。

 私は入学時、3年制コースを選びました。
 最初は「ささっと就職できれば」と思って2年制を考えていましたが、カリキュラムを確認したときにどうしても受けてみたい授業があって3年制に変えたんです。

 七宝ってご存知ですか?すんごく簡単に説明すると、金属の板なんかの上にガラスの粉を乗っけて、高温で溶かして作る工芸品です。ぜひ調べてみてください、ものごっつ綺麗です。
 自分もやってみたい!と思って前々からワクワクしていたのですが、少しばかり事情が変わってきまして。

 先述した、コース変更やクラス選択に関する説明会が開かれたので聴いてきたんですよ。3年制コースにある2つのクラスと、それぞれで行われる授業について。

 私としては、アーティスティックな授業がてんこ盛りのAクラスが性に合っていると確信しています。むしろそこに惹かれて入学を決めたまである。

 が、憧れていた七宝の授業はBクラスでやるんだそうです。
 他に七宝を習えるのは4年制コースか、あったりなかったりするゼミ(希望者が料金を払って受けられる講座)だけ。学費の都合で4年制は視野にも入れてないし、七宝のゼミは毎年あるとは限らないらしい。

 要は、毎日のワクワクを取るか、1つの憧れを取るか、という究極の2択なんです。どうしよ。

 ちなみに、どちらのクラスを選んだかと言って、就職活動で有利不利が出てくるとかは一切ないそうです。だからこそ選べず悩むという側面もあるんですけどね。

 どっちを選んだとて、私は誰よりもハイテンションで、ワクワクし続けたまま学校生活を送るでしょう。アイテムの種類も素材の種類も関係なく、モノづくりが楽しくて仕方ないから。

 だけど!それでも悩む!!後日担任の先生とも相談するけれども!!!

 初心忘るるべからず、とは違うかもしれませんが、入学前に強く抱いた「これができるようになりたい!」と貫くべきかもしれない。
 成長に合わせて得た「こっちの方が私が楽しめる」という学び・気づきを活かすことだってきっと大切だと思う。

 おおお、どうしよ。私はどっちのクラスに行きたいんだろう、いやどっちもやりたいから悩んでるんだけれども。

 今のところは、毎日のワクワク(Aクラス)を選んで、決して安くない受講料と確実に開催される保証もないゼミに賭けるのが無難だよなぁ、と考えています。運よく、それぞれのいいとこどりを目指したい。

 実のところそれ以外のところでも悩みの種がありまして。社交不安のことなんですけど。高校生の時に何度も襲撃してきたあの不安感が、懲りずにまたやってきた感じというか。

 私、将来、社会人として生きていけるのかしら。まだまだ親に頼りっぱなしで、その状態でもやっとの思いで生きているような有様なのに、私はどうやって生きていくつもりなんだろうか。自分でもよく分かんない。

 う〜ん、いつの間にか悩みのスケールがデカくなってるな?類は友を呼ぶ的なノリで不安が増えていく、あるあるだと思います。
 だから何だよって話ですけれど。……唐突なネガティブもよくあることですよね?

 こういう時は、「ああ、私はそういうふうに考えて・感じてるのね。よしよし、偉いけれどまずは睡眠を大事にしましょうか。明日も朝から登校するんだからね」と自分を説得するに限ります。
 今日は、今はそういう気分だった。オッケー承知した、あなた(私)はそれでいい。それはそれとしてこんな行動してみるのもいいんじゃね?
 そういう、私から私への処世術、みたいな。

 まあまあ、何も焦ることは何もありません。じっくり考えて、後から変えたってそれも人生っすから。究極の2択を迫られたってマイペースでいましょうや。

 ここまで読んでくださりありがとうございます。

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