フランス人マダムが教えてくれた お金との素敵な関係⑦最高の気分を演出する 一杯を惜しまない

湖の側のカフェでコーヒーを一杯

深緑の葉を残す針葉樹が生い茂る森を歩くこと15分。白鳥が泳ぐ綺麗な湖に着きました。湖の側にはログハウス風のカフェが。マダムがウィンクしながら「カフェはいかが?」と誘ってくれました。窓際の席に座ると、湖で優雅に泳ぐ白鳥が見えます。マダムと2人で窓ガラスに頬を寄せてしばらく眺めていると、注文していたコーヒーが来ました。香ばしい香りを吸い込み、一口飲んでからマダムを見ると、心から満足した顔でコーヒーを飲んでいました。
そのまま2人でしばらくコーヒーを飲みながら湖を泳ぐ白鳥を眺めました。
「素敵な時間ね。」
その言葉で、マダムはコーヒーだけでなく、カフェで過ごす満ち足りた時間にお金を払っていたことに気づきました。


お金との素敵な関係④コーヒー代は素敵な時間代

ラテマネーって聞いたことありますか?
何となく買っているカフェラテやコーヒー代がチリ積となり、毎月数千円の浪費に繋がることです。節約の基本って、出先で安易に飲み物や食べ物を買わないなど、小さな浪費を辞めることからスタートすることが多いですよね。
もちろん大切なことですが、全部やめる必要はないと思います。素敵なカフェでコーヒーをゆっくり味わう時間はプライスレス。
マダムを始め、フランス人はコーヒーをカフェで飲む時間をとても大切にします。カフェ代には、場所と時間に対するお金を払っているという意識があるそうです。なので、雰囲気のいいテラスは店内よりも割高なお店も多いです。

飲みたくもないのに買う毎日のコーヒー代は確かにもったいないですが、素敵な時間を演出するために飲む一杯のコーヒーは、豊かなお金の使い方だと思いました。

わたしも、日本に帰ってきてからも、素敵なカフェを見つけて友人といったり、1人で過ごす時間を大切にしています☺️


続きます🇫🇷

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