前後34年日記㉛ : 待つ

前職では、おおよそ3ヶ月先の季節を読んで。
販売促進や研修の計画をたてて。
それを追いかけ、さらに追い立てられて、カタチにして提供する。

そのような時間軸で、仕事をしていました。
空いてきたら、隙間を埋めるようにタスクを生みだしました。

今は、私の裁量で時間軸を采配することは、ほぼありません。

タスクを生みだすことも、できません。
空いてきたら、空いたまま。

できるのは、催促すること。
気を揉むこと。
そして、待つこと。

「1週間、真っ白です!
ワナワナ。落ち着かない。
何をして過ごせばいいんだ。。。」

それでも、なんだかんだ。
手元は埋まっていく。

その日のタスクが、その日にくる。
毎日が終わっていく。

「あぁ、先んじて催促をぶつけなくてよかった…」

そう振り返る機会が多くなって。
楽観的に待つことが、上手になってきた気がします。

現状急ぐ必要もないから。
タスクをこなす、というよりも、真摯に取り掛かる。

よく読む。
よく見る。
よく考える。

今、早く終わらせようとするのではなく。

もしかして、すごく詰まった時に指示がきても。
スムーズに提供できるように、想像する。

目の前にあることから、最大限、学びとる。
そういう時期なのかなと。

生き方を変えたのですから。
1年やそこらでストレスなく、日々がまわるはずもない。

ずーっと未来に焦ってきたから。
裁量がないことを、気楽に捉えて。

34で身になっても。
37で身になっても。

きっと、大して変わらない。

60になった時に手元にあってほしいものこそ。
時間をかけて積み上げてみます。

残したい技術が、人が、私の中に蓄積されていきますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?