前後34年日記㉕ : 二言

手紙を書きました。
漢字を間違ったり、接続詞を書き換えたりして。
何通か、便箋をつかいました。

パソコンで推敲してから写せば。
便箋は1枚で済むのだけどね。

枚数を無駄にする行為も、読み比べの時間も。
大切にしたくなりました。

相手に向けた思いを、言葉に表して。
これまでの心のゆらぎが、歪まずに伝わりますように。
独りよがりになりませんように。

結果。

「ごめんね、ありがとう」
この二言だけ、直接、声にすることにしました。
手紙は渡さない。

表情や動作が、物語ってしまうはず。
相手の心が行間を補足して、受けとめてくれるといいな。

どのような補足のされ方をしたとしても。
相手の心にのこってほしい思いは、この二言で充分でした。

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