見出し画像

甲斐駒ヶ岳と槍ヶ岳を望みながら

2023/9/1
甲斐駒ヶ岳山麓・横手にある駒ヶ岳神社の月次祭を終えたあと、甲斐駒ヶ岳に強く惹かれ登り続けた登山家・故池學さんのお宅へ。
途次、そば畑の向こうに黄蓮谷がくっきり見え、行く手には槍穂高連峰。槍からは北鎌尾根がギザギザと長く延びていた。この地を訪ね、彼の最期が初冬の北鎌だったことに、どこか納得した。
享年51。もっと歳を重ねた方だと思っていたけれど、お若くして亡くなったのだなあ。

お宅にある膨大な蔵書のなかから、関係する書物や雑誌バックナンバーを探しだすと、「お貸ししますよ」。
けれどこれを全部持って帰っては、他のページまで読み耽って仕事にならないと思い、近所のコンビニへコピーしに行くと申し出る。
「では、いつでもまた読みに来てね」とおっしゃっていただいた。

サイケな表紙のCLIMBING JOURNAL
穂高連峰から大キレットがぐっと切れ込み槍ヶ岳

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?