こどものインターネットフィルタリングは無意味かもしれない
もしかしたら、不登校の遠因にあるかもしれない「つながり孤独」。
ざっくり言うと、
つながってはいるけれど、ネット上でみんながイイねしたキラキラした生活を見て、むしろ自分がそうなれないことから来る孤独
とも言われています。
つまり、つながりは多いのに孤独感を感じると。
増えていく「完璧」へのプレッシャー
最近、スキンケア、脱毛、コンビニエントな筋トレなど、体型や見た目へのプレッシャーは女性だけで無く、男性も著しく増大しているように思えます。実際、今どきは男子高校生でも脱毛していますね。
ほとんどが女性と言われている摂食障害ですが、男性版の必ずしも過食や拒食だけでない、別の問題が発生しているのではと心配です。
一時期話題となったステロイド汚染はその影響ではないかと心配です。
フィルタリングは有効か
ところで、子どもへはインターネットからの情報をフィルタリングすることを推奨されていますが、フィルタリングされる情報は残虐な情報だったり、性的な内容だったりします。
ところが、身体を鍛えたり、痩せたり、メイクをしたり、目を二重にする動画はフィルタリングされていないように思えます。
キラキラした一見無害そうな「痩せているのが当たり前」「二重なのが当たり前」「腹筋が割れているのは当たり前」といったコンテンツを、フィルタリングなしで見続けていることで、孤独感を感じていないでしょうか?
つながり孤独の要因はフィルタリングできていない?
こうした見た目にこだわる動画でも、例えばリストカットの跡を隠す特殊なシートを紹介するなと行動変容を促すものなどは思いますが、、ただ、普通のメイク動画と何が違うのと言われるとうーん、、
参考資料
「青少年のインターネット利用環境実態調査」調査票・調査結果等」