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不登校は父親が解決する:第一弾「夫婦ラブラブ大作戦!」

父親の役割と夫婦の愛情

不登校は、子供だけでなく家族全体にとっても大きな負担となります。その中で、父親が果たす役割は極めて重要です。以前の研究によると、夫婦関係の改善子供の抑うつ傾向の軽減につながることが示されています(菅原ますみら、2002)。

夫婦の愛情が家族の安定をもたらす

夫婦関係が良好であるほど、子供は安定感を得る傾向があります。夫婦間のコミュニケーションや支援が増えることで、子供は不安やストレスを減らすことができます。
これは不登校に悩む子供にとって特に重要です。父親が母親との関係を深めることで、家族全体の安定が促進され、子供の心理的な健康も改善される可能性があります。

子が不登校になると、夫婦関係がぎこちなくなる事が多いようです。
仕事柄、養育者の抑うつ傾向は子の抑うつ傾向と関連しているのは知っていましたが、離婚して片親で父親が身近にいないと実際にどうすればいいのかが分からず、手探りしてきました。
結果、実はおしゃべりをすること愛情とへとつながっていったと思います。

ここでいう「愛情」「関係」とはベッドですることではありませんよ。
少し早いですが、アレはもう卒業していいのかなと思います。もちろん互いに心からの同意があれば別ですけど。心からの同意ですよ。ノルマ感ではなく、、、
最近は一緒におしゃべりする事の方が楽しいので、そういった気持ちが邪魔にすら思えてきています。

おしゃべりするために、夫婦で取り組む5つのこと

以下は子が不登校になって以降、心がけていることです。全てを頻繁に実行しているのではありません。でもできる事は少しずつ意識してやっています。

  1. 定期的なデートを設定する
    日常から少し離れて、二人だけの時間を作ることが大切です。映画を見に行ったり、二人で外食をすることで、新鮮な気持ちで互いに向き合うことができます。買い物の送り迎えの5分でも二人っきりになると楽しいもんです。

  2. 共通の趣味や活動を共有する
    一緒にスポーツを楽しんだり、料理やガーデニングなど共通の趣味を持つことで、コミュニケーションが自然と増え、関係が強化されます。実はここのところ浅漬け作りにはまっていて、いつ台所が空いているか食器はどうすればいいのか指示を請うことでも、あ、台所はこう使えば相手のストレスが減るんだなと分かります。

  3. 感謝の気持ちを表現する
    日々の小さなことでも感謝の気持ちを伝えることで、ポジティブな関係が築かれます。ありがとうの一言や、感謝のノートを書いて交換するなどが効果的です。これいちばんコスパ最強です。最初はあざーっすでもいいかと思います。感謝していないと思われるよりは、感謝していると思われたいですよね。私は妻に毎日カワイイ!」「好き!」「愛してる!」って言ってます。むしろ子どの前で言っています。神様仏様人様の前で誓った結婚なんですから、子どもの前で言ってもなーんも恥ずかしくないです。

  4. アクティブリスニングを実践する
    相手の話をじっくりと聞き、理解しようとする姿勢を見せることが大切です。相手の感情や意見を尊重し、話が終わるまで遮らずに聞くことで、信頼関係が深まります。これが難しい。時間かけてもまだ難しいです。なるべく結論をオウム返しに話して、そっかーしんどいねとしかまだ言えません。これはまだ4〜5年はかかるかなと思います。

  5. 定期的な夫婦会議を持つ
    月に一度は「夫婦会議」を設け、互いの気持ちや生活の不満、将来の計画についてオープンに話し合います。これにより、誤解を解消し、一緒に成長していくことができます。我が家では月に2度程度自然に開催しています。

父親の積極的な関与が不登校を克服する力に

父親が積極的に関与することは、子供にとって大きな支えとなります。
父親の関心や愛情が感じられる環境では、子供は自信を持ち、意欲も高まります。

特に、父親が子供の感情や心理状態に理解を示し、受容することが重要です。これにより、子供は自分の気持ちを正直に表現し、家族とのつながりを深めることができます。

まとめ

不登校に悩む家族にとって、父親の役割非常に重要です。夫婦関係の改善を通じて、子供の心理的な健康や不登校克服の力を促進することができます。
父親が母親との愛情を深め、積極的に子供と関わることで、家族全体が安定し、子供の成長と発達を支援することができます。

父親が不登校で対処すべきは、子どもではなくだったということ。
さあ、結婚式で誓った言葉を今こそ履行する時です。

この役割、私の親ように片親だったらどうすればいいんだろうと考えてしまいます。うちはケンカ別れしたので、父親の愛情って何?って思う傍ら、母親が他の男性と交際することには抵抗があるってクソガキだったので。

<参考文献>

菅原ますみ, et al. "夫婦関係と児童期の子どもの抑うつ傾向との関連 家族機能および両親の養育態度を媒介として." 教育心理学研究 50.2 (2002): 129-140.
これに限らず、養育者の抑うつと子どもの抑うつを調査した論文は多数あります。

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