見出し画像

八雲旅は、突然に。


八雲にあるゲストハウス「SENTO」のオーナー赤井さんと初めてお話をしたのは恐らく去年の11月。

「北海道仮想島プロジェクト」というオンラインサロン(面白い人に出会いまくれるし、創造性が半端なく高いので本気でオススメ。詳細はURLから)のZOOMミーティングで自己紹介をしたのが最初。


それからちょくちょくオンラインで顔を合わせていましたが、実際に赤井さんという”物体”に対峙(失礼)したのは今年の2月のことでした。

実をいうと、その時まで「赤井さん」と言われても、どんな人か思い出せないくらいの認識で(超失礼)。お顔を見た時に「あ!会いたかった人だ!」と心の中ではしゃいだのを覚えています。


2月にお会いしてから数日後。赤井さん主催のclubhouseに何度かお邪魔したことで、赤井さんや八雲に関わる方々と仲良くなり、私の八雲行きたい欲は日々高まる一方でした。

そして、3月に入ったある日。
今回の旅の主役、おっくん(奥田君)からメッセージが届いたんです。

彼は私が昨年12月に知り合った大阪の学生で、物静かな印象とは裏腹に人懐こくて遊び心のある男の子です。私はその独特な性格をすごく気に入っていて、出会いのきっかけ、尼崎ツアーの道中、やたらにちょっかいをかけていました。

「みなさん北海道に遊びに来ることがあったら、連絡ください!案内します!」

という私の言葉を覚えていてくれたおっくん。「3月中に北海道にいくかもしれません」と突然連絡をくれたのでした。

八雲熱が高まっている私に、おっくんからのタイミングの良すぎる連絡。赤井さんとは、八雲に大学生を呼びたいという話をしていたのもあって、半ば強引に八雲に連れていくことを決めました。笑

でも、八雲にいくには大学生の弾丸旅行としては交通費が高すぎたため、(空港からJRで14,000円)ドライブツアーを企画してマンパワーに頼ることに。

日程もキンキンだったので始めからダメで元々の募集でしたが、奇跡的にくまさん(札幌に住む多趣味サラリーマン(私のともだち))が車を出してくれるという熱い展開に!


そして、始まる八雲弾丸ドライブツアー。

ぜーんぶ話すと冊子ができるほど長くなるので、旅のハイライトを箇条書きさせてもらいます。


・ラーメン「大王」さんで食べた手延べ餃子(鹿肉)が開始早々、旅の最優秀ご飯候補に

・八雲に向かう道中で、函館から参戦する「ゆうたさん」「はだちさん」と“初めまして”を前にして仲を深める。

・八雲に到着して「Hugger」発案メンバーでハグを交わす

・ゲストハウスSENTOの住人と一緒に帆立の耳釣り体験をさせてもらいにいく。

・帆立に指を喰われにいく。

・沢山の帆立を携えて、高級長ネギ「軟白ネギ」農家さんに会いに行って、彼の筋肉痛歩きに笑う。

・車の影で帆立と長ネギの物々交換する農家さんと赤井さんを激写

・利用者によって管理される知る人ぞ知る秘湯「磐石の湯」で裸の仲になって心の距離を縮める

・帆立が大嫌いな赤井さんが手慣れた手つきで帆立の食べ方を教えてくれる。

・帆立の貝殻で帆立を買う

・KING of NAGANEGIを堪能する(むっちゃ甘い)

・みんなで居酒屋で乾杯(自分の友人同士が仲良くなる姿を見て、すみかは早くも幸せの絶頂を迎える。)

・コンビニでみんなで買い物→SENTOのレストランで宴会、の黄金ルート

・クラシックを外で乾杯🍻

・ネギ、帆立、干しいも、苺、地酒、クラフトビール。うまいもんがノンストップに出てくる。

・歌う、演奏する、酔う、しゃべる、笑う、帆立調理する、笑う、酔う。

・恋バナしようとするけど、誰もネタがなくて諦める。

・就寝前に何やらカードゲームで盛り上がっていたようだけど、私は力尽きて寝る。

・起きる

・鮮乳のおいしさに感動する

(・楽しみにしていた干しいもを食べ忘れたことに気づく)

・朝日が差し込む居間で朝をダラダラと幸せに過ごす

・雪山に遊びに行く

・広がる絶景

・オラフin八雲(コロナ仕様)に出会う

・最高のロケーションでウクレレを弾く

・突如始まるスノーシュー徒競走。

・お昼ごはん食べに行こうとして、候補にあった2軒とも臨休

・最終的に入った蕎麦屋さんの当たりメニューは「そば定食」

・SNS交換会

・「熊の木彫り美術館」で、八雲の歴史を学ぶ

・ハグをしてサヨナラする。



身内ネタ多めでしたね。ごめんなさい。最後にギャラリーとして写真を載せてます。それを見て楽しさが伝わると嬉しいです。笑

八雲旅を終えて感じたのは、旅と人とローカルが合わさった時のパワーの強さ。

私は赤井さんと出会うまで八雲を知らなかったし、函館組と仲良くなったから八雲に行きたいと強く思うようになったし、大阪からおっくんが来るっていう理由があったから八雲まで足を運んだし、全く知らない土地だからこそ、これまで経験したことのない文化と景色に触れることができたし、赤井さんが八雲の人たちと繋いでくれたから、旅の終わりに泣きそうになるくらい幸せな思い出をつくることができました。

旅と人とローカル。この3つの掛け合わせは最強ですね。感じたことの言語化が難しくて、未だにしっくり来ていないんですが、これを読んでる人に、私の伝えたいことがそのまま伝わっていると嬉しいです。


来週、八雲で知り合った同い年の美容師・かほちゃんが私の家に泊まりに来ます。土曜日に遊んで、日曜日の結婚式前にヘアアレンジをしてもらう予定になっています。

もう東京に帰っちゃったリナちゃんには、はだちさんが書いた「Hugger」のイラストを可愛く直してもらっていて、近々商品化する予定です(詳細は別記事です)。今度ウクレレとバイオリンでデュエットする約束もしています。

おっくんは、実行するか悩んでいた休学を、今回の旅で心に決めたと話していました。

くまさんは、SUVが納車したらまた遊びに出かけようとノリノリです。



私はとっても幸せです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?