インドの面白さはインド人にあるのかもしれない【世界一周#8】
こんにちは、すみやです。
世界一周5カ国目でついにインドを訪れました。
約2週間と短めの滞在でしたが、総じてインドは面白いし、また来たいと思わせてくれる国でした。
そんなインドで感じたインド人独特の国民性について書きたいと思います。
対応を途中で放棄するインド人
コルカタからバラナシに向かう寝台列車のチケットをわざわざ駅まで出向いて窓口購入に挑戦してみた。
まず、窓口に並んでいても、何の気無しに前に割り込んでくる人が大勢いる。
日本の感覚で、前の人と距離を取っていると並んでいないと思われたのかもしれない。
ようやく自分の順番が回ってきて、窓口でチケット購入の手続きをしている最中に、窓口の休憩時間である14時を迎えた。
その瞬間に、担当してくれていたインド人は、窓口に「closed」の看板を出して、私の対応を途中で放棄してしまった。
日本では考え難い出来事である。
私はそのまま窓口の前で、再開を30分待つ羽目になった。
他にも働くことに対する考え方、時間の使い方は日本人のそれとは全然違うと感じさせることがあり、日本の当たり前が通用しないインドに面白さを感じた。
人の腕や肩を手すり代わりにするインド人
インドに滞在して感じたのは、インド人はパーソナルスペースが狭く、人との物理的な接触を厭わないということだ。
足元の悪い細い道で、年配の女性とすれ違う際、その女性は当たり前のように私の腕を掴み、手すり代わりにして、前に進んで行った。
バラナシでプージャというお祈りを観覧している時は、私より背の低い女性が、私の肩を当たり前のように使って遠くを見ようとしてきたり、人との距離感が日本のそれとは全然違うと気付いた。
街中でケンカするインド人
インド人同士が喧嘩する場面を度々見かけた。
駅のチケットカウンターや寝台列車内で口論をしたり、あるバス停では掴み合いをしている場面を目撃した。
人目を気にしがちな日本人だとこうも頻繁に公共の場で喧嘩を目の当たりにする事はないので、驚きだった。
多分、言いたい事を主張している証なんじゃないかと想像する。
フレンドリーに絡んでくるインド人
公園や遺跡を歩いているとインド人に声をかけられ会話をしたり、一緒に写真を撮ったりする事が多々あった。
彼らは英語が対してできるわけじゃないけど、なんとかコミュニケーションを取ろうとしてくれるし、異国から一人旅で来ている私に興味を持ってくれていた。
公園で出会ったインド人二人組とは、バイクに3人乗りしてご飯を一緒に食べに行ったりもした。
ここでも、パーソナルスペースの狭さを感じるし、インド人の多くは親切だった。
どうしても、詐欺やぼったくりなど悪い情報が先行してしまうから、インド人に対して良いイメージを持っていなかったが、ローカルの人たちは良い人ばかりだった。
インド人の国民性って面白い
日本人にはない国民性を持つインド人を見たり、話したりするのは刺激的で興味深かった。
インドはハマる人と2度と行きたくない人に二極化するとよく聞く。
私は、腹の不調に見舞われていながらも、インドにまた来たいと思っている。
インドの魅力は観光名所だけではなく、インド人にあるんじゃないかと感じるインド滞在だった。
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