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満員御礼 その1。【サマーライブパーティ】


5月にイベントを立ち上げた形になっているが、実は、私はクリスマスに行ったイベントあたりから構想を練っていたことを、ばらしておこう。

昨年行ったクリスマス・イブイブライブというイベントでばっちりその才能の世に知らしめたMA3さん。

……もう一度、ステージに立たせてみたいなあ……。

そう思ったのである。
だが、相方と対バンという形では難しく、相方がバックバンドをして歌うというのでは、単なるゲストとしての扱いで、ライブ全体の主旨がぼやけることとなる。
ならば、思い切ってMA3さんのワンマンがいいだろう。
それには、バースディライブが最もいい。
バースディというパワーに人が集まってくるからだ。
だが、MA3さんにそれを提案したところ、お断りされてしまった。
たくさんのプロのバンドマンがお友達にいて、そんな中、私なんかがバースディライブをするというのはおこがましい…と。

んーーー。

そうか、そうよね、そうだわよね…。

だったらどうしよう…。
うーん、しかしなあ…。
本人にやる気がないのに、いくらセッティングしたって、実現しないだろうに…。

悶々としつつも、エンターテイナーとしての才能に惹かれ、ふつふつとムラムラと湧き上がる欲求を押さえきれないのだった。

そうしたら、お花見を行う話が出て、MA3さんと北千住さんで企画し、おのおの花見用のつまみを持ち寄って、わいわいがやがやと楽しんだのだった。
その時に北千住さんがお持ちになったおつまみがすごくおいしくて、あの味が忘れられない…、と思った。

そして、

あ。もしかして、これならばどう?

おつまみ交換会と音楽ライブ、そして、ついでに8月に生まれた人をお祝いしちゃおうか的なところもあり。

バースディを隠れた意味のようにして前面に出さなければ、MA3さんもステージに立ちやすくなるかもしれない。

そして、美食家の北千住さんに、キッチン付きのライブハウスでライブをしますので、そこでおつまみを作りませんかと声をかけ、お花見に参加されていた天才的なお料理を作るfjさん、そして、昨年のお誕生会にも参加してくださった愛情料理のお手本の玉兎さんにお願いし、おつまみ部隊を編成したのだった。

飲み物は?

北千住さんからご質問があり、おつまみだけでかなりのご負担なので、腕利きのバーテンダー、山内たまさんにお願いしたところ、二つ返事で了承してくださった。
皆さん、本当にいいお方ばかりで、感動しきりである。

それもこれもMA3さんのご人徳から人が集まるのだから、だったら、何が何でもステージを作らなくちゃ、そう思った。

そこまでで集まった人数は15人ほどで、もう少し欲しいと思っていたところ、MA3さんのお友達が15人以上来てくださることになり、集客する間もなく30人満席! おつまみ部隊はキッチンで丸椅子というすっかり裏方扱いに!

お客様とともに盛り上がる典型的なホームグランドのライブスタイル、それならば気持ちよくパフォーマンスできるという理想的な状況となった。

最近、相方のアウエイのステージが多かっただけに、見ていて嬉しくて涙が出そうになった。

そして、サマーライブパーティは、キッチンステージと音楽ステージというふたつのステージが同時にライブを行うという状態で進んでいったのだった。

こちらがキッチンステージ。

北千住さん、決まってるー! スパニッシュオムレツ行きます!

北千住さんのスペアリブ煮込み

チキンのトマトソース煮

スパニッシュオムレツ

作り方が記載されていて、実に丁寧に作っていらっしゃる。美味この上ない。

fjさんのアヒージョ

レシピが詳しく載っているのでご覧いただきたい。
三日前から仕込みに入っていたという素晴らしさ。

なんと、燻製ポテトサラダと牛肉煮込みのお写真がないということに気づき、ショック。瞬間的に皆さんのお口に入ってしまったらしい。

燻製チーズと燻製チョコレート。ウイスキーが進む一品。

そして、前からずっと食べたいと切望していた玉兎さんの手前味噌!

きゅうりと手前味噌、病みつきになるこの贅沢さ、是非味わってみてほしい。

ああ、ゆで落花生の写真がない…。

そして、私は…、事前に全く用意ができず、当日その場で…ということに。
(すみません、皆さん)

有機野菜のサラダ。
アボカドとモッツァレラチーズとプロシュートの餃子の皮包み。
(包むのも焼くのも玉兎さんにやっていただいてしまったという、ごめんなさい、ありがとうございます!)
もう一品作る材料だけあったが、手つかず…。


満員御礼、その2に続く。



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