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自分で決める時代になるらしいので、「そういえば自分で決めてないな」ということを洗い出してみる
本日、 #atHOMEfes なるものを視聴していました。
【15:50~】
— atHOMEfes (@homefes) May 9, 2020
WITHコロナ時代の未来創造塾
yahooアカデミア学長 伊藤さん( @youichi_itou )
複業研究家 西村さん( @souta6954 )
政治家 原田さん( @haraken0814 )
NPO法人SET 三井さん( @shunsuke_1223 )
World Road 平原さん(@ibunhirahara )
が、コロナ時代の未来創造を語ります!#atHOMEfes pic.twitter.com/XhPWNB6NYL
仕事でも大変お世話になっている西村さん、以前勝手にグラレコをさせていただいた伊藤さん、最近Facebookでよく見かける(笑)平原さんが出ており、楽しい時間でした。
その中で、伊藤さんがこのようなことをお話しされていました。
「コロナによって、既存のルールが意味を成さないものになりつつあります。だからこれからは、“自分で決める”ことが大切になると考えています」
なるほど。
簡単なようで、すごく難しいことですね。
自分では「自分の意志で決めている」と考えていたことも、よく考えると外的要因が絡んで決めている。
ということに改めて気付かされました。
そこで今回は、「そういえば自分で決めてないな」ということを洗い出してみます。
伊藤さんの言う“自分で決める”ことに対し、僕自身も読者の皆さんも考えが深まるきっかけになれば幸いです。
では。
住む場所
典型例にして最大の例が、住む場所です。
これまでの通常は、「会社に通える(もしくはお得意先に行ける)範囲内で住む場所を決める」でした。
そりゃそうですよね。通勤することが当たり前だったので、それを軸にして住む場所を決めていました。
1社目から2社目に転職するとき、これらをかなり考えていました。
「会社まで何分の距離がよくて、かつ家賃は○万円以下に抑えられて、電車に乗っている時間は何をして…」
でも今は、職種によって差異はあれど、フルリモートで仕事をする人が急増しました。
つまり、通勤の必要性がなくなったのですね。
そうなると、会社に通える範囲内で住む場所を決めてよくなります。
その結果、どこに住んでもよくなるのです。
「明日からどこにでも住んでいいよ」と言われたら、あなたはどこに行きますか?
今の場所に残るもよし、親の近くにマンションを借りるもよし、住んでみたい場所を選ぶもよし。
住む場所は、これからは「自分で決める」ものになってきそうです。
🏠
起床時間、就寝時間
意外かもしれませんが、これも自分で決めてこなかったことだと考えています。
会社への出社時間が決まっている場合、そこから逆算して起床時間を決めますよね。
必要な睡眠時間を確保するために、そこからさらに逆算して就寝時間を決めます。
また、電車には「始発」「終電」という概念があるので、早すぎる時間に会社にはいけないし、終電を使う時間が最も遅い帰り時間と自動的にきめられています。
この起床時間、就寝時間のことを言及する前に、別のことについても取り上げます。
結論が同じなので。
🛏
食事時間
モーニング、ランチ、ディナーというように、一日三食、同じような時間帯に食事を取る人がほとんどでしょう。
僕もその1人です。
それに付随して、飲食店もモーニング、ランチ、ディナーの時間帯を狙って営業しており、お客さんもその時間帯に集中します。
この食事時間も、「そういえば自分で決めてない」ことにあたります。
起床時間、睡眠時間の話と、食事時間の話には、密接な関係性があります。
それは、なんとなく存在している世の中の“定時”によって決められていることです。
始発、終電の例をあげましたが、それによっていわゆる“世の中の動く時間”が決められています。
一日8時間が仕事のスタンダードと定められ、始業・終業時間も決められ、そうするとおながが空く時間も大体決まってきます。
それが現代のモーニング、ランチ、ディナーなのでしょう。
余談ですが、一日三食神話はエジソンが提唱し始めた、というのは有名な話。
電力会社の経営もしていたらしく、電力消費を促すために「朝からトースターを焼いたパンを食べよう」と提唱したとかなんとか。
🍽
定時
上記2つが「そういえば自分で決めてない」ことである理由、これからは自分できめなければいけない理由はたった一つ。
先述の“定時”です。
これからは、“定時”という概念が薄れてきます。
フリーランスや経営者の方はすでに実感しているかもしれませんが、自分のパフォーマンスが最大化する時間を選んで仕事をしています。
会社員においても、これまでは「会社にいること」も評価の一つだったのが、リモート化が進むと仕事のアウトプットだけで測られるようになります。
何時間仕事をしたかではなく、求められているアウトプットを出せるかどうか。
要するに、何時に仕事を始めて何時に終わってもいいのですね。
夜型の人は、夜に仕事を進めて日中はチャットの返信に注力するのもありでしょう。
逆に超朝型の人は、お昼までに全て仕事を終えて、昼からは運動するなんて生活も可能になります。
繰り返しになりますが、これらが可能になるのは、会社が従業員を時間で管理しなくなるため。
もっと言うと、「お客様の営業時間に合わせて自社の営業時間を決めている」という会社も少なくないはずです。
でも、これからはその必要性も薄れてきます。
対面の機会が激減するために24時間開かれているメールでのコミュニケーションが主になりますし、そもそもお客様も時間で管理されない働き方に移行します。
なので、お客様に合わせる必要性がなくなります。
“定時”という概念がなくなると、自分が何時に仕事を始めて何時に終わるかも自分で決めなきゃいけないのですね。
🕛
以上、4つの「そういえば自分で決めてない」ことをあげてみました。
まだまだたくさんあると思いますが、今日思いついたのがこの4つです。
他にもあれば、ぜひ教えてください。
これまでの「自分で決める」に比べて、これからの「自分で決める」は重みが遥かに違います。
外的要因が少なくなっていき、自分の意志で決めていい事柄が増えていきます。
だからこそ、今自分が下している全ての判断に対して、「自分で決めているのか?」と問うてみるのもいいかもしれません。