
【水墨画の愉しみかた〜江戸 in ブラック】
「紅嫌い(べにぎらい)」と呼ばれる趣味人たちが主流だった時代がありました
墨で描いたものが粋で、多色づかいは不粋と言われていたのですね

『ブラック』と英語でいうと単色に思えますが
『墨に五彩あり』と言われるように
水墨画に使われる青墨は、その粒子の大きさが単一でないため、
柔らかな水を使って、
これまた繊維が均一でない和紙に絡まり広がる経緯を経て
『水墨画』というものは、光の差し方で多様な奥行きを発現します

水墨画を部屋に、出来たら薄明かりの和室に飾って、
朝、昼、夕と眺めるのもまた一興ですよね
ちなみにこの頃は墨を使って描くのが少し流行っているようですが
水墨の技法なく、ただ墨を使って塗り重ねた絵と、水墨画は別物で、
墨色に奥行きがあるかないかで鑑賞すると、
江戸時代の『ツウ』を知る上で、また愉しいと思います

年に一度の個展【樋口鳳香・墨美神展】は3/28(金)から
手のひらサイズの小品まで、水墨画の技法で描かれています。
歌川派 系譜墨絵師
【樋口鳳香・墨美神®︎展】~風の記憶
会場:銀座画廊 美の起原
(銀座8丁目4−2 高木屋ビル 1F)
会期:3/28(金)~4/3(木)・日曜休廊
12:00~18:30(最終日16:00閉場)
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