#07「好きな事に情熱を注ぐがビジネスになるんだ」を体現していきたい。比留木武泰さん
どうもスミゾウです。
自分が是非会いたい人、話を聞きたい人へラブコールを送り、その内容を記事にしていく100本ノック中です。
参考:スミゾウnote始めます。
今回は、株式会社ゆめあるの代表、比留木武泰さん(以下、ヒルキさん)。子供向け教育コンテンツのyoutubeやアプリ配信事業をしています。youtubeチャンネル登録者数は約18万人。会社は名古屋本社で5人の従業員のまま、6年前に一家で飛騨に移住。趣味はマラソン、その練習内容も新コンテンツとして配信するなど、仕事・趣味ともに充実していそう。気になるところがたくさん。それでは張切ってインタビューしてみます。
ゆめあるのWEB https://www.yumearu-ehon.com/
20歳のITデビュー
「20歳までは内気で無口でした。絵を描く事が好きだったので専門学校へ行った後にWEB制作会社に入社しました。20歳からが自分の中でデビューみたいな感覚です。当時から漠然と独立したいという想いがあり、26歳にWEB制作会社「株式会社ブルーアート」で独立しました。独立当時はホリエモンなどのITバブル全盛期で、順調に仕事が増えていきました」
20歳でWEB制作会社に入社したヒルキさん。当時はITの黎明期。急成長していく業界で、PDCAを回す事で成果が出る仕事にのめりこんでいったそうです。
WEBの世界は数字で成果が見やすくアナリティクスを眺め、何をしたらどんな結果がでるかが分かる事が比留木さんはとても好きだと言われます。
WEB業界の競争激化、新たな方向性の模索
「ただ、数年経つとWEB制作会社の競争が激化してきました。仕事のクオリティは上がっているのに単価が下がる。これは厳しい世界になったと感じました。実は、趣味で子供向けの動画をつくっていたんです。たまたま、それをyoutbeに上げたところ好評だったので、思い切ってその方向にビジネスモデルを変えようと決意したんです。」
ヒルキさんは、子供向けコンテンツを作るのが好きで趣味で続けていました。自分の好きで続けてきた事が、ビジネスになるというターニングポイントをここで迎えました。
収益の柱が自社コンテンツに、そして飛騨へ移住
「数年し、子供向けコンテンツがWEB制作の売上と逆転しました。下請け時は、お客様都合で動いていたことが多かったですが、自社発信のコンテンツが主となると、落ち着いて仕事が回るようになりました。そのタイミングで、元々自然が好きだった事もあり、家族でよく旅行にきていた飛騨に移住しました。社員からも特に反対もなく、スムーズでした。」
社長1人が移住には、多くの会社では社員が驚き戸惑うと推測されます。ヒルキさんはビジネスの事業転換とともに、持ち前のPDCAを継続的に回す事で、社内業務もスマートにされていたんだろうという事を推測します。
「最近は、学校で1人1台のタブレット支給が進んでいます。ゆめあるのアプリが1日5000件ダウンロードされている事もあり、多分各学校で使ってくれているんだと推測すると、世の中に貢献できていて、うれしいです。」
学校用のアプリには収入源である広告の機能はありません。なのでヒルキさんにとっては直接の売上にはなりません。ただ、子ども達に「ゆめがあるよ」と伝える活動にはとっても重要だと話します。こういったところにも情熱を感じます。
子供達に「夢があるから頑張れる」を見せていきたい
「好きな事じゃないと続けられないと思っています。社内で子供向けコンテンツが成功したので、大人向けに事業拡大しよとうした事があります。ただ、情熱を持って継続できなかったので頓挫しました。今は、私が情熱を持っているマラソンコンテンツも始めました。まだ、全く収益化してないですが(笑)。情熱を持ってPDCAを回すのが好き。ゆめがあるから頑張れるという事を子供達に伝えていきたいです。」
好きな事に情熱をもってPDCAを回す。それがビジネスになるんだを粛々と体現していくというヒルキさんの姿勢をヒシヒシと感じました。
マラソンコンテンツ「ゆめあるサブスリープロジェクト」
http://www.yumearu-run.com/
コワーキングスペースCo-ba飛騨高山へ
「家でない場所でやっぱり仕事がしたいし、いいルーティンを作りたいので重宝してます。9時57分の電車に乗り、14時50分の電車で帰るのがルーティーンです。家族以外、社外の人とのつながりを欲して会員になってます。コロナで中々大変だけど、また交流イベントとかやって欲しいです。」
イベントそろそろやりましょ!ヒルキさんありがとうございます。
スミゾウ‘Sアイ
PDCAを回す事、好きな事を継続的にやる事、それが収益につながっている事からヒルキさんのすごさを感じました。好きな事を突き詰める事で、それが仕事になる、まさにそれを行っている方なんだなと感じました。
みんなそうやって生きていきたいが、どこかで諦めてしまう人もいる。それができるんだよと、一見物静かですが、中にはかなりの情熱を秘めている事がわかりました。パッション派の私としてはとても共感しました。
また、その突き詰め方もストイックでPDCAを回し成長していく過程を楽しんでいるんであろうと感じました。
時流にも乗る事、PDCAを回し成長していく事、当たり前のことですがなかなかできないそのことを継続的にやっているのがヒルキさんのすごさだと感じました。当たり前のことを粛々と、その部分を見習わせてもらいます。