適応障害は長引くから絶対に無理しちゃダメ！とにかく休め！
「適応障害は後に引くから絶対に無理しちゃダメ」と友達に諭された。
今の私は、何かがおかしい。
早口になっている。そう指摘してくれた大学の時の友達も適応障害になってしまったらしい。
一度目は仕事の忙しさで、休職をしてその後2回休職を繰り返したのだという。
富山にいた彼女は、適応障害になって結果として鬱になった。
富山の雪国の冬が合わなかったのかもしれない。
東京に帰ってきてからも完治はしていないという。
3年経っても完治しない。
頑張りたいと思って頑張ってしまう。ぶり返し。
その繰り返しだったのだという。
その友達に休んだ方がいいと言われたのは一番に効いた。
私の一番悪い癖は過剰に頑張ってしまうところだと自分でも思う。
休職して3日後、作品が終わらなすぎて朝8時から夜11時までほぼぶっっ続けで作り続けた。あまり寝ることができないから、3時間寝て、自分の作品を作ったり、今後のプランを考えて事業計画を作り直してという繰り返し。
労働時間で言ったら、結局のところ会社員時代よりも働いているかもしれない。
休んでいる時間がもったえなくてつい頑張ってしまう。それが私の心と体を知らず知らずのうちに蝕んだ。
当然、体調が良くなるはずはない。
一度良くなったように思えた睡眠障害は今まで以上にひどくなった。
かなり強い睡眠薬を飲んでも2時間で起きてしまう。そして涙がでてくる。
いつになったらこの生活とさよならできるのか、自分でもよくわからない。
けれど、それが良くなり始めたのは頼まれていたプロジェクトから離れることだった。そこからだんだんと寝れるようになり、周りと関わるようなコミュニケーションを多く取る仕事もできるようになってきた。
でも、まだまだ途中だ。まだ、トラブルは続いているからか友達に様子がおかしいと言われてしまった。
16年間の友人に言われるのなら、私はまだ病人なんだ。治ってはいないんだ。
疲れたら休む。だらだらしてもよい。
今までほとんど使っていなかった。ベッドにもなるソファーは大活躍するようになった。
寝て休んで、少し作業して、その繰り返しにはぴったりなプロダクトだ。
この2ヶ月あまりで私は十分に頑張ってきたのだということにしよう。
展示も終えたし、かなりの数の作品も仕上げた。
さまざまなプロジェクトに取り組んだ、と思う。ここは私は私を肯定することにする。
まだまだできてないことはたくさんあり、タスクリストは全くもって未完成だ。
今後の自分のために本当にオフにする時間を作った方がいいのかもしれない。
今日も結局朝7時に起きて、8時から事業計画書を書いてから出かけたから完全なオフの時間なんてない。
数ヶ月前から、京都に行こうか迷っていたけれど、休職もあけるタイミングだし、傷病手当が入ってないけれど、行ってしまおうかな。
そんなふうに考えた。そのぐらい、心と体は本当の意味での休みを欲している。
ここから先の私の行動次第で本来の自分を取り戻せるかが決まる。
私は、行動力や決断力があって、元気な人間だと自分では思っていた。
けれど、この数年間、特に転職してから胃炎やひどい感染症、不眠、気管支炎、百日咳、そして今回の適応障害など体調不良に悩まされることが多かった。
頑張ることができる時期もあるけれど、結局すぐに体調不良になってしまう。
頑張りたいのに頑張れない。やりたいことがあっても体調のせいで我慢しなければならないことがかなり増えた。
しっかりと治療して、自分を取り戻す。
今の自分に他人を思いやる余裕なんてものがない。
自分の心と体を保ってこそ、初めていいものが作れる。
そう信じて、今は休まないとダメだ。
自分のやりたいことや目標、なにより夢を叶えるために。
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