見出し画像

必要なのは「歌」じゃなく『声』です

#176

『声のボイストレーナーをしてます』

そういうと、大抵は
じゃなくて?!」とか
「本当に、声だけなの?!」と言われる。

そしてう
「どんな人がやってるの??」
という質問が続き

『ごく普通の人が多いですよ
職業的に声を使う人は少ないです』

そう伝えると、大抵
「??????」となります。

きっとその「?」の中身は

 声なんてフツーに出るのに
 なんでそんな事が
 フツーの人に必要なのか?

ということだと思うけど


『あなたにも必要ですよ』と

私は心の中でいつも呟いてる(笑)


****

声に限らず、
歩くこと,走る事、しゃがむ事

全部なんとなくできるけど
現代においては
ちゃんと出来る人は少ないです。

昔は生活の中で、自然にカラダが鍛えられ
ちゃんと出来るようになっていたけど

今は便利になり過ぎて
日常でカラダなんて使わないし
鍛えられないし、
カラダがやり方を忘れてしまっているし...

で、たいていの人が下手くそです。

でも、人として
当たり前に備わった機能が
ちゃんと使うことができると
生活のクオリティーが上がります。

年齢的を重ねると
動くのがしんどくなったりするのは
「加齢」の前に
わざわざしんどい動き方しか出来なくなっているから。

ラクな動き方がわかると
全然違ってきます。

****

言葉は相手に伝わって
その役目を果たします。

あなたの声、言葉
相手に届いていますか?

口に出せば伝わるわけではありません。
届くように発しないと、実は届かない。

言葉のキャッチボールをしているようでいて
お互いが、ただボールの投げ合いをしている...
そんな事がよく起きてます。

ちゃんと言葉の、気持ちの
キャッチボールを成立させるには
どんな声を出しているかが
とても大事です。

私たちは、毎日のように
「話す」をしています。

それは職業的に人前で話す人だけの
ことではありません。

 家族
 お子さん
 パートナー
 友人
 職場の人...

どんな音で言葉を伝えるのか?

だから
ボイストレーニングって
どんな人にも知っていて損はない

毎日を豊かにしてくれる
必要最低限のもの。


私たちは歌いながら生活はしないので
だから「歌」じゃなく
まず「声」なんです。


あなたは自分の音で
話せていますか?

目の前の人と
キャッチボールできてますか?



最後まで読んでくれて
ありがとう

* * * * * * * * * * * * *
さあ、自分に戻ろう!
Koe Labo


いいなと思ったら応援しよう!