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【 らせんの学び 】


37日目


どんな事も真髄であればあるほど
学びの内容はシンプルだと思います。

何を学んでも、結論は全部同じとこに行き着く…
なんてこともよくあること。

今、スクールのレッスンでは
リーディングと言って短い文章を読んでいます。

取り上げている文章は、去年の今頃にも読んだ同じもの。
学びのサイクルがまた最初からスタートしている。

はじめて読む人もいれば
去年も読んで、今年もまた読んでいる人もいる。

もしかして「また同じ課題?」と思うかもしれないけど
同じ時期にまた読むというのは、なかなか良いのです。

はじめて読む年は新鮮で楽しさいっぱい。
2年目に読む時は去年とは感触が違ってきて
去年よりうまく読めた、と思う人もいれば
今年の方が難しく感じた、という人もいる。

同じ時期に同じ課題に取り組むと
自分の進歩を如実に感じられます。

去年出来なかった事ができるようになってた!は
単純に自分の進化がわかり嬉しいですよね。

対して、今年はいろいろ考えてしまい不満足と言うのは
去年気づけなかったことに気づける様になったという
進化した自分だからこそ感じること。

どちらも自分の進化です。

声って特に、自分で客観的にみるのが難しいので
良くなっている気がするけど、ホントかな…と思いがち。
それが同じ時期に同じ事をしてみると
自分の体感で変化を感じられるので、現時点の自分を把握しやすい。

基本の学びを一周すると
自分の立ち位置が一段上がる。
そこからまた基本の学びを一周すると、さらに一段あがる。

そうやって螺旋状にぐるぐる学んでいくうちに
気づけば自分の立ち位置が相当上になっているもの。

わかったようでいても、再び取り組んでみると
自分の理解の底の浅さに気がつく。

そうやって学びを深めていく事が
お稽古事のおもしろさだと思うのです。

私もこのメソッド10年以上やってますが
いまだに新しい発見をしてます。
もはや、沼デス…

沼の楽しさ知ってる方、是非ボイトレを✨
楽しくハマれますよ〜

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