フードテックってなに?:2025年までに世界700兆円の市場になる⁉
みなさんこんにちは、すみです。
今、フードテックが2025年までに世界で700兆円の巨大な市場に成長すると注目されています。
今回は、フードテックについてそもそもどんなものなのか、日本と海外の動きについてお話ししようと思います。
フードテックとは?
フードテックとは、テクノロジーを活用して、新しい食品の開発や調理法などを開発する技術のことです。
新たな食の可能性を広げていくと注目されています。
フードテックで生まれたものはこのようなものがあります。
■ 人工肉:大豆などから限りなく肉に似たものを作る
■ 細胞培養:動植物の細胞を培養させて肉や魚を作る
■ 植物工場:気候や害虫に影響を受けずに植物を生産する
■ 新食材:昆虫などを用いた新たな食材
■ キッチンOS:調理家電をIoT化してアプリなどを連携させる
■ ゴーストレストラン:店舗を持たないテイクアウト専横のレストラン
■ 次世代コンビニ:「Amazon Go」のようなノンぺレーションコンビニ
■ フードデリバリー:Uber Eatsのような出前
このように、食品の開発から、食生活を便利にするサービスまで、フードテックの分野って意外と広いのです。
出典:
1.フードテックとは?世界的に深刻化する食糧問題を解決する最先端テクノロジー
2.最新マーケティングの教科書2021
フードテックの市場規模
フードテックは2025年までに世界700兆円の市場に成長するといわれています。
フードテックの市場成長を予感させる数字はこれだけではありません。
■ 世界の市場規模:2025年までに700兆円
■ 2019年の総投資額:150億ドル(約1兆6050億円、2014年の約5倍)
■ 代替食(昆虫・階層・廃鮭の皮など):2025年までに320億ドル(約3.3兆円)
■ AI農業やフードデリバリー:2022年には2,500億ドル(約26兆円)
■ 植物性代替肉:2019年比200%増加
出典:
1. Food Tech, the technological transformation of the food sector
2. 最新マーケティングの教科書2021
フードテックが注目される背景
フードテックが注目される背景には、人口増加による食糧不足の懸念(2055年には世界の人口は100億人を超えると予想)、農業や漁業などでの人手不足などがあります。
また、コロナの影響もあり、食の安全性にも注目が集まっています。
【フードテックで解決できること】
■ 食糧不足の解消
■ 木が問題の解決
■ 代替食料の開発
■ 食の安全確保
■ 人材不足の解消
世界のフードテック
アメリカでは、インポッシブルフーズ(米植物肉大手)が5億ドルの資金調達を行い、カリフォルニアやネバダのスーパーなどの展開を強化しました。
出典:2. 最新マーケティングの教科書2021
また、同じくアメリカのEat Just(米植物性卵のスタートアップ)は中国のファーストフードチェーンのDicosに製品を供給しました。
シンガポールは、フードテックでアジアの中心になりつつあり、世界中のフードテックスタートアップがシンガポールに集まっています。
日本のフードテック
日本でもフードテックが進んでいます。
日清食品は東京大学と培養ステーキ肉の開発に成功しています。
無印良品はベンチャー企業と組んでコオロギせんべいを開発し、販売しています。
日本政府はフードテックを成長産業に育てるために、支援策を本格化させる方針だと発表もしており、これからますます盛り上がりそうです。
以上、フードテックについてでした!
今回、参考資料として、最新マーケティングの教科書2021を使いました!
2021年全体のマーケティングトレンドを知ることができるので興味のある方はこちらもぜひ見てみてください!
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