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ママは子どもみたい。

最近できた、イオンのワクワクパラダイス。

先日行ったら、小学校中学年ぐらいの男の子が話しかけてきた。
「何してるの?」

ボールプールとジャングルジムとアスレチックが合体したような大型の遊び場で、私と息子はただぐるぐるあちこち行ったりきたりしていたのだけど。
彼はだれかと遊びたかったのだろう。

そのお兄ちゃんと遊ぶことにした。
おにごっこだ。

息子は鬼ごっこのルールがわかっているようないないような感じだけど。
追いかけるとか追いかけられるとかはわかっているので、遊べる。

ひゃーと言って逃げたり、笑いながら必死で追いかけたり。
とにかく楽しそうだった。
私は
「きたよ!いけー!」
とか言ってるだけだったけど。

そのうち
「今度は一緒に。」
と誘われる。
それで。
一緒になって逃げたり、追いかけたりした。

楽しかったし、息子も喜んでいたし、あの子も喜んでくれてよかった。

お母さんに、ありがとうございますと言われ。
何度もバイバイと言って別れたけど。
名前を聞くのは忘れた。

次の日は、息子がお風呂屋さんに行こうと言った。
お風呂に浸かって、のんびりと過ごして、食事もそこで済ませて帰る。
風呂と食事という大仕事を放棄して、ゆったり。

こうして、なんとなく晴れない気持ちをたすけてもらう。

今は、仕事も完全リモートだし。
職場の人とたわいもないことを話したりする機会もなく。
友だちと会うこともほぼない。
ぐちとかあまりいわないタイプなので。
わざわざ連絡して何か聞いてもらおうとか思わない人で。
自分の捉え方を見直したりして、大抵すぐに解決してしまう。

ただ、息子はわかっているんだろうなと思う。
そして、私の気持ちが晴れるように、とらわれないでいられるようにと動いてくれているんだなと感じる。

やっぱり彼は私のスーパーヒーローだ。

今朝は、イライラして服を息子に投げつけてしまった。
そしたら
「ママ怒ったとき、たたくの嫌や。」
とはっきりいわれた。
私は叩いたつもりはなかったのだけど。
でも、わるかったなとおもった。
「たたいて、ごめんなさい。」
と謝った。
彼も、その前に私を叩いていたので謝ってくれた。

こんなママでごめんね。
でも、選んでくれてありがとう。

「大好き」
って言って抱きしめたら
「よしよし」
と頭をなでるときみたいに彼は言った。

私のほうが、子どもみたいだ。

ありがと。
ママにしてくれて。

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