ChatGPTに自分の文体を覚えさせる方法(ChatGPTと一緒に本を書こうプロジェクト3日目)
こんにちは、すめしです。
今日は「ChatGPTと一緒に本を書こうプロジェクト」の3日目として、自分の文体を覚えさせる方法について紹介していきます。
1. 自分の文体を意識する
まずは自分の文体ってどんなものなのかを意識しましょう。ゴールを明確にするためです。自分の文体について考える前にChatGPTに自分っぽい文体を書かせても、自分の文体がわかっていなかったら模倣がうまくいっているのかどうかわからないでしょ?
ということで、ここからは「自分の文体」について少々お話しします。
自分の文体、と言っても特別にゴリゴリに尖らせる必要はないと思っています。村上春樹っぽい文章とか、そういう「誰がみても」な文体は不要です。
代わりに自分の文章を普段見てくれている人が違和感なく見れるというか、「わかる人にはわかる」ことが大事かなと思います。
私も自分の文体なんていうものは意識していなかったのですが、ある日知り合いのライターさんに「すめしさんの文章、著者名伏せられても全然わかるし、なんなら中の人が変わって似せて書いている感じもわかる」と言われてしまいました。
私の場合は別に好きな文豪とかもなく、ただ自然に話すように書いていただけなのですが、それが良かったのか悪かったのか、知らず知らずのうちに「すめし風文体」が出来上がってしまった様です。
なのでこれを読んでいる方の中で「自分の文体なんて……」と思っている方も、自分が素直に書いた時に出る癖、みたいなものを客観的に認識することが、まずはここでは重要かと思っています。
2. ChatGPTに解析させる
自分の文体がある程度わかったら、ChatGPTに自分の文章を読み込ませます。
例えば私の場合は、下記のnote記事を読み込ませました。
最近のChatGPTは優秀で、これくらいの文字数なら全然読み込んでくれます。
その上で、この文章の特徴を言語化させるのです。
具体例について下記しますね。
文体のスタイルやトーンをプロンプトとして指定したいので、下記の文体を言語化してください
====
ここに記事の文章
こんな感じです。
3. ChatGPTで文体を指定してコラムを書かせる
ここまできたらあとは簡単で、上の1〜7の特徴をコピペして、コラム執筆の時に文体として指定するだけです。
下記の文体で、「MacBookの選び方」に関するコラム記事を2000字程度で書いてください。
親しみやすさ: 「ただいまTwitter!」のような挨拶は、リラックスした雰囲気を作り出し、読者に対して親しみやすい印象を与えます。
自己開示と率直さ: 自身の体験や考えを率直に表現している点が特徴的です。例えば、「どうして発信、やめっちゃったの?」のような質問は、自身の行動に対する直接的な理由を述べています。
反省的なトーン: 「……と言うとそれっぽいのですけども、結局それって逃げだったな〜」のように、自身の行動を振り返り、反省する様子が見られます。
カジュアルな表現: 会話的でカジュアルな言い回し(例: 「笑」、「な〜」)を使い、フォーマルでない親近感を醸し出しています。
具体性と詳細な説明: 「発信している人の中には2種類いると思っていました」というように、具体的な分類や詳細な説明を行うことで、論点を明確にしています。
6. 動機付けと将来への展望: 「ただ実験として、もう少し自分っぽさを出した発信も頑張って出してみようかな」というように、未来への意気込みや動機を示しています。時事ネタの取り入れ: 「AIに取って代わられない発信ってなんだろう」といった現代的な話題を取り入れ、読者との共通の関心事を提示しています。
冒頭と締めの部分はすごい違和感ですが、この部分を直すとかなりそれっぽくなりますよね、やってて思いましたが、未来感すごいなこれ。
基本的には内容も全然いい感じですし、Airで普通の人は十分、というとこも完全に同意です。
まあ未来の話については、私ならAIやVision Proの話をして「MacBookは将来的にAIやAR・MRの母艦になって全然違う性能(具体的にはGPUやAI用エンジン、チップ)が必要になると思うから、3〜5年ほどで買い替える全然で、あまり必要以上に盛りすぎない様にね」みたいな話入れるかなと思いますが、ほんとそれくらい。
すごいでしょ?
あとがき
「これでいい人にはこれでいいのでは」レベルの文体が一瞬で生成できる未来が、今すでにきています。
ぜひ参考に、皆さんのちょっとした日々の気づきや考えたことなどをコンテンツに昇華するきっかけにしていただければと思います。
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