感覚?ロジカル? スミーのストレングスファインダー エピソードトーク
はじめに
こんにちは、スミーと申します。
本業のシステム開発の傍ら、ストレングスファインダーオタクを10年やらせてもらってます。
ストレングスファインダーの活用の仕方をデザインして、実践的に活かす「ストレングスデザイナー」の勉強中です。
今回は僕の資質のご紹介をしながら、少しエピソードを語ろうかなと思います。人によって「ロジカルで鋭い人」と言われることも「ふんわりしている人」と言われることもあるんですよね。
当記事は、コスギ@聴くストレングスコーチ🍮さん主催の「ストレングスファインダーのエピソードトーク Advent Calendar 2023」11日目の記事です。
感覚派の狩人
まずは僕の資質をざっとご紹介します。
人間関係構築力主体で穏やかな印象がありつつ、最上志向・戦略性・慎重さ・アレンジというちょっとピリッとした資質が混じっています。狩人のよう、と言われたことがあります。
適応性・最上志向・戦略性・アレンジあたりで「最適にしたい」という気持ちが強いです。そしてその最適は常に移り変わると思っています。「何かを成し遂げる」というタイプの目標が苦手です。だって、「その目標を達成するのが最適だ」ってどうしてその時点でわかるんですか?
そしてロジックはロジックで大事ですが、同時に感情も等しく大事にしています。
感情というのは究極的には「評価」です。評価ということは、何らかの優先順位と計測が働いています。そうしたら優先順位の高いものから確認して絞り込んでいく過程が必然的にあるので、情報の取捨選択が発生します。それはすなわちバイアスです。つまり感情と事実を天秤にかけることで、バイアスを読み解くことができるのです。
じゃあそのバイアスを持っている人が別の情報を見たらどう思うだろう?というように見ていくと、色々見えて楽しいです。このあたりは個別化・共感性ですね。
で、そうやっていろんな人のバイアスを収集していくと、「そのバイアスが発生した理由」というのも薄ぼんやり見えてきます。そうすると社会の動きが見えてきます。運命思考で繋ぎ合わせている感じ。(ここの話をちゃんとしようとすると、自分の中でもカオスすぎてあんまりうまく話せない……)
「じゃあ、その流れをうまく使っていいポジションに立つならどうする?」というようなことをいつも考えている……っていうのは言い過ぎですね。ものを見たとき、「これは社会の流れの中でどう役立つだろう?」って全部瞬時に価値判断している感じです。適応性がここで蠢いています。
だから思考というより、嗅覚に近いです。こっちから嫌な臭いがするから避けよう、こっちからいい匂いがするから行ってみよう、みたいな。
じーっと人のことを観察して、「あなたはそう思うんだね」というのを評価せず生のまま受け止めているので、穏やかそうに思われることが多いです。この時ずーっと「何をどのタイミングで伝えるのが最適か」というのを考えています。そして機が来たら、適切なニュアンスで伝える。そんな感じにやっているので、狩人って言われるんですね。
答えが転がり込んでくる
一番僕の資質が活きるのが、人の話を聞いているときです。個別化×共感性で人の話を聞いていると、他の資質がどんどん反応していきます。具体例の話をしましょう。
最近よく顔出してる、横須賀の鍼灸院さんがあるのですが、そこで先生が「なんかイベントやりたい」と話をしてました。なので施術を受けながら、雑談ぐらいの気持ちで話を聞いてみてました。
鍼灸をやり始めた所以。
わざわざフリースペース併設で鍼灸院を開いたわけ。
施術で大事にしたいこと。
理想的にやり切りたいこと。
言葉のどこに力が入っていて、どこに躊躇いを感じていたのか、みたいなのを感じ取りながら話を聞いていました。
漢方は結局トータルバランスだから、一回鍼灸したから一撃でどう、ってことはなくて、普段から養生するのが大事。そのために、「一泊して、養生できるご飯を食べて、自分でお灸をすることを覚える」までやりたい、みたいなことを言ってました。
で、たまたま近くにいいご飯やさんがある。素材にこだわって、栄養バランスも気を遣っている。お弁当の発注もできると。
「先生、できるじゃん。泊まるのは無理かもしれないけど、一日イベントでご飯食べてお灸ぐらいならできるよ。」
「……できるね」
「やりましょうよ」
「やろう」
結果できたのが以下の投稿のイベントです。お灸に欠かせないよもぎのお話と、さまざまなお灸の話、セルフ灸の実践的なアドバイスなどがたっぷりでした。盛り上がってよかった。僕も参加しましたが、大変ためになりました。
真ん中のマスクしてるのが僕です。
運命思考×アレンジで「既に答えは転がっている」というのが思考の前提にあるのかもしれません。そして個別化×共感性で丁寧に話を聞いていると、転がっていた答えが浮かんでくる。あとは戦略性も交えて道を決める。
そんな感じで、するするーっと人の話を聞いて、一緒に堂々巡りして、答えにたどり着いたりします。
だいたい「僕が何かをあげよう」とするとちょっとぶれた結果になって、ありのままを受け止めているといい感じになるなあ、と思っています。単純に適応性しぐさなのかもしれない。
他にもこんな調子で話を聞いた記録があります。よろしければどうぞ。
システム開発と個別化
前述のように、本業はシステム開発をしています。個人的に、システム開発で一番楽しいのはデバッグ作業です。
プログラムをちょんと動かすと、レスポンスが返ってきます。
バグったプログラムのレスポンスを見ると、何かが歪んでいます。
それを部分部分で観測すると、歪みが一か所にまとまっていきます。
それをパッと取ってあげればきれいになる。歪みが取れてきれいに流れる。
少なくとも今わかってる仕様の範囲では。
……すみません、意味わかんないですよね。
僕の思考を生のまま書くとこんな感じになります。
もう少し丁寧に書きますね。
少なくとも業務システムの範囲では、操作ごとに期待する結果というのがあります。まずこれを戦略性・慎重さで洗い出します。
これを一つずつ実行してやると、期待する結果が返ってきたり返ってこなかったりします。返ってこない場合をバグと呼びます。
この時、僕はプログラムを一人の人格として見て、「何を知りたいのか(インプット情報)」「何をしたいのか(処理内容)」「何を言っているのか(アウトプット情報)」に一貫性を持たせようとします。突然の個別化。
でもあながち間違いじゃなくて、一つのプログラムに複数のことをやらせようとするとだいたいバグるんですよね(これは立証されてる)。
だから心が二つあるプログラムは体を二つに割ってあげる。あるいは、違うこと言っているようで実はおんなじことを言っているなら、同じことを処理として抽象化して、違う所はインプットとアウトプットで吸収する。そうしてやって、心が二つある状態を避けてやる。
そしたらだいたいバグが直ります。
バグがなくなった時、情報が素直に流れていくので見てて気持ちいんですよね。(突然の運命思考)
まあ、後から複数機能を組み合わせたりするとまた想定外が生まれるので、バグはまた起こるのですが。その時は人格がでかくなっていて心が二つあるだけなので、また体を割ってあげればいいだけです。
適応性もあるので、「あーそういうパターンあるの?それなら~」って言ってすんなり直せたりします。
おわりに
いかがだったでしょうか。結構ふんわりした話ばかりでびっくりした方もいるかもしれません。
人の話を聞くにしても、デバッグをするにしても、何かしらの問いかけがあって初めて僕の中で形が出来上がるので、問いかけをされる前の形はふんわりしているのです。
だからこそ、人の話を否定せず聞けるし、聞いた話を柔軟に活かせるんだと思います。
2024年はもっとこの特性を活かしたいです。ストレングスデザイナーとしての活動を増やしていき、多種多様な人の話を聞いて、一緒に頭を抱えて、ふっと足元に転がってくる答えを拾い上げていきたいなと思います。
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