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天候回復【6月17日】ウ軍結果出始める【ウクライナ戦況図】グリペンで訓練開始|再度防衛線に攻撃開始【最新】アフリカ首脳団キーウに訪問にロシアミサイル攻撃
0:00 はじめに
1:22 全般的な事柄
1:56 最新ウクライナ情勢ニュース
2:05 アフリカ指導者キーウに訪問 ロシアからミサイル飛んでくる
3:30 ウクライナ軍パイロット グリペンで訓練開始へ
5:09 プーチン大統領「ユダヤの○」と発言
6:11 各地域の戦況
6:16 北東部 ハルキウ方面 国境方面 クピャンスク方面
7:20 東部 バフムト方面の戦況
9:46 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況
11:26 南部 ザポリージャ州の戦況
15:18 ウクライナの切手が郵便切手大賞2022に輝く
最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
●過去の動画は再生リストへ
https://youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
■より快適に見るには
・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去
・方位は赤い針が北
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。
※サブチャンネルで投稿主がニュースと視聴者様のコメントを読んでいます。
https://www.youtube.com/channel/UCNu9XVGZ4CEwmyj7TBwsn_w/
#ウクライナ
#ゆっくり
#プーチン大統領
みなさんこんにちは。
今日も、
最新のウクライナ情勢についてお伝えします。
ロシアがキーウに侵攻してから
478日、
この動画では、
きょうの戦争研究所の公開レポートや、
ロシアのミルブロガーの公開情報などをまとめて、
地図を使って
いち早くお伝えしています。
そのため記号は簡略化しています。
最近は午後6時頃に公開しています。
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください。
■まずは全般的な事柄です。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
この日ロシア軍の損失は、
兵士590名
戦車10両
装甲戦闘車16両
砲19門
多連装ロケット2両
ドローン24機
その他車両13両
となっています。
この日戦線全体で
30回の地上戦の報告があります。
■この日のニュースを簡単にお伝えします。
YouTubeのチャプターで
必要なところを見ることもできます。
1番目
南アフリカの
シリル・ラマポーザ大統領率いる代表団は、
この日の朝ウクライナに到着し、
ゼレンスキー大統領と会談しました。
ゼレンスキー大統領は、
「ロシアとの協議は、
ロシア軍が
撤退した後にのみ可能になる」と述べました。
また、
アフリカ諸国の首脳が到着した数時間後、
ロシア軍はキーウに、
12発のミサイルと自爆ドローン2機を発射し、
ウクライナ軍は
全て撃墜したと発表しています。
攻撃を聞いた南アフリカのラマポーザ大統領は、
「緊張緩和の呼びかけがさ
らに重要だ」と述べたとのことです。
さて、
今回のロシア軍のミサイル攻撃は、
キンジャール極超音速ミサイルを6発発射し、
ウクライナ軍は6発撃墜しました。
以前にもお伝えしたことはありますが、
キンジャールは、
空中発射型の巡航ミサイルで、
マッハ10で飛翔し
地上目標に到達するもので、
キンジャールが登場した当時、
プーチン大統領は「
どのような防空システムでも
撃ち落とすことができない
無敵のミサイル」と紹介していましたが、
今回も全部
パトリオットに撃墜されました。
2番目
スウェーデンのニュースサイトによると、
スウェーデン政府はこの日、
ウクライナの隣国に
兵士約60名を派遣し、
スウェーデン製の
装備品のメンテナンスをおこなうこと、
国産の戦闘機のグリペンで
ウクライナ軍のパイロットを訓練することを
発表しました。
ポールジョンソン国防大臣によると、
5月25日の段階ですでに
シミュレーターで訓練を受けているとのことです。
JAS39グリペンは、
1996年から運用が開始された、
スウェーデンが対ロシア防衛を想定し、
開発した多用途戦闘機で、
対空戦闘、
対地攻撃、
偵察を過不足なくこなす能力があります。
一方、
スウェーデンは自国の防衛に必要なため、
ウクライナにグリペンを提供する予定は
ないと明言しています。
そうなると今回の訓練は、
西側の計器類の操作に
慣れるためのものか、
ほかの国から
ウクライナに提供されるのか、
新たに製造して
提供することが考えられます。
ちなみにこれまでグリペンが輸出された国は、
南アフリカ、
ブラジル、
ハンガリー、
チェコ、
タイとなっていて、
ロシアに親しい国が並んでいることから、
この中で提供の可能性がありそうなのは、
チェコかタイくらいではないかと考えられます。
3番目
プーチン大統領はこの日、
サンクトペテルブルグの経済フォーラムで、
様々な発言をおこないました。
冒頭の動画のところでは、
ウクライナ軍の損失について、
「数週間以内にウクライナでは戦車、
装甲戦闘車が枯渇するだろう」と
発言した部分をお伝えしましたが、
それ以外に様々なメディアを見ると、
「ロシアはウクライナを核攻撃しない」とか、
「NATO諸国が
ウクライナにF-16を提供した場合、
その国を攻撃する」などあります。
その中で、
ゼレンスキー大統領を「
ユダヤ人の恥」と発言した部分があり、
これがさまざまな波紋を呼んでいます。
またプーチン大統領は、
「ロシアにはウクライナを
非ナチ化するという課題があり、
ロシアはこれと戦う義務がある」とも
発言しました。。
■それでは、各地域の戦況です
●国境方面
この方面では
戦況図に影響のある情報はありませんでした。
ロシアのミルブロガーによると、
チェチェン軍は
ベルゴロドに到着しましたが、
最前線に行くことを拒否し、
後方で司令部機能を果たすことを
計画しているとの報告があります。
SNS上では、
「やはりTikTok部隊であった」と
厳しいコメントが寄せられています。
また、
この日ベルゴロドの高層ビルの屋上付近で
爆発があり、炎が激しく吹き出している様子が
映像で公開されています。
●北東部 クピャンスク方面
○スバトベ・クレミンナ線及び
○シベルスク方面
この方面では
5回の地上戦の報告があります。
この日もロシア軍は、
ステルマヒウカ、
ヴィムカ、
ヴェセレに攻撃しましたが、
これらの攻撃は
ウクライナ軍が撃退しました。
●東部 バフムト方面。
この日の天気はくもり、最低気温16度、最高気温21度。
今日の天気はくもりの予報。
この日、
ウクライナのハンナマリヤール国防副大臣はテレグラムで、
ウクライナ軍はバフムトで
200メートルから500メートル前進したと書き込みました。
また、この日はシルスキー司令官がバフムトを訪れ、
現場の指揮官と会議をおこない、
最前線の兵士を表彰しました。
○バフムト北方
1番目
この方面でウクライナ軍は、
郊外でロシア軍占領地に入って
作戦をおこなっていて、
サッコイヴェンセッティは
包囲される可能性があります。
昨日ウクライナ軍が、
ロズドリフカから
クラスノポリフカに攻撃したことを受けて、
この日ロシア軍は、
ロズドリフカに反撃をおこないましたが、
この攻撃はウクライナ軍に撃退されました。
また、ウクライナ軍は返す刀で
クラスノポリフカに
さらに進軍した可能性があります。
サッコイヴェンセッティの南では、
ウクライナ軍が
ブラホダトネの西の郊外まで
来ているとの情報もありますが、
情報が少なく判然としません。
戦況図に反映させるだけの情報がなく、
範囲がわかりましたら図を変更します。
2番目
その他の攻撃軸では、
前日と同様に
ウクライナ軍の反撃が
非常にゆっくりと進んでいます。
ベルキフカとヤヒドネでは、
引き続き市街戦となっている可能性があります。
○バフムト市街地
この日も戦況図に影響のある情報は
ありませんでした。
○バフムト南方
この方面でもウクライナ軍は、
ゆっくりとクリシチフカの
奪還作戦を実施しています。
また、ウクライナ軍は昨日に引き続き、
その南のクルデュミフカ、
オザリアニフカに複数回の攻撃をおこない、
クリシチフカにいるロシア軍の部隊が、
この方向に来ないように牽制しています。
●南東部 ドネツク州
ドネツク州の戦況についてお伝えします。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
この日ロシア軍は、
クラスノホリフカ、
マリンカ、
ノヴォミハイリフカに攻撃を行い、
これらの攻撃はウクライナ軍が撃退しました。
一方、ロシア国防省と
ロシアのミルブロガーによると、
この日ウクライナ軍は、
オピトネ、
ペルヴォマイスケ、
スタロミハイリフカに計5回攻撃をしましたが、
ロシア国防省はこれらの攻撃を
撃退したと報告しています。
いずれも戦況図には変更はありません。
視聴者様からアウディーイユカについて
質問がありましたので、
簡単にお答えします。
アウディーイユカはドネツクの近くにある
人口3万1千人程度の工業都市でしたが、
新ロシア勢力がドンバス地方を占拠した9年前から最前線となり、
一時、ロシアの支援をうけた
民兵組織のドネツク人民共和国が占拠しましたが、
ウクライナ軍が2014年に奪還し、
それ以来ずっとウクライナ軍が
防衛してきた都市となっています。
2017年のアウディーイユカの戦いでは、
ウクライナ側で
15~25名前後、
ドネツク人民共和国側で
15~30名前後の兵士が戦死し、
当時、「最激戦地」と言われました。。
●南部 ザポリージャ州
メルトポリのこの日の天気ははれ、
最低気温16度、最高気温25度。
今日の天気は、はれ時々くもりの予報。
この方面では
ウクライナ軍の情報統制があるため、
ロシアのミルブロガーの情報などを
総合してお伝えします。
○ヴェルカノボシルカ方面
この方面ではペースはゆっくりとしていますが、
ウクライナ軍は
前進を続けている可能性があります。
1番目
この日ロシア軍は、
ブフレダールの北にある
ヴォジャネに攻撃を行いましたが、
この攻撃は
ウクライナ軍が撃退しました。
また、ウクライナ軍は、
ブフレダールの南に進軍し、
ロシア軍の陣地を奪還しました。
戦況図を更新しました。
ウクライナ軍は、
次の反撃作戦の準備として、
多くの攻撃軸を作り、
ロシア軍の戦力を
分散させようと考えている可能性があります。
2番目
ロシアのミルブロガーは、
ヴェルカノボシルカの南東、
ノヴォドネツクとウロジャインの間で、
ウクライナ軍がロシア軍の防衛線に
攻撃を開始したと報告しています。
3番目
スタロマイオルスクと
ウロジャインの北では、
引き続き地上戦が継続しています。
戦況は一進一退となっています。
4番目
戦況図に変更はありませんが、
ウクライナ軍の参謀本部は、
ヴェルカノボシルカの南西側で、
ウクライナ軍が
一定の成功を収めたと報告しています。
5番目
ロシアのミルブロガーによると、
フィリヤポレ付近の攻撃軸では、
ウクライナ軍は
ドロズニャンカの攻撃軸で一定の成功を収め、
ロシア軍の陣地を
占領したと報告しています。
ドロズニャンカの南には
戦略的に重要なポロフィーがあり、
ウクライナ軍はこの方向に攻撃を行っています。
このあたりは範囲が特定でき次第に、
戦況図に反映させていきます。
○オリヒウ(オレホポ)方面
この方面では
ウクライナ軍が部隊を再編成し、
天候の回復とともに攻撃を行っています。
1番目
ロシアのミルブロガーによれば、
オリヒウの南にあるロボチネでは、
この日ウクライナ軍が
部隊を再編成して攻撃を行い、
一定の前進をしたとの情報があります。
2番目
また、オリヒウの西にあるピャチアッキーでも、
この日ウクライナ軍は
体勢を立て直して再度ロシア軍の陣地を攻撃しました。
結果については入っていませんので、
攻撃中と思われます。
●南部 ヘルソン州
この方面では川の水が引くとともに、
新たな地形で
作戦が開始されている可能性があります。
ロシアのミルブロガーや
様々な情報をまとめると、
ウクライナ軍の特殊部隊が、
ノヴァカホフカ、
オレシュキー、
ホラプリスタンに上陸しようとしたと伝えています。
一部のミルブロガーは
ウクライナ軍が橋頭堡を作ったとも報告し、
ロシア軍は一時避難させた大砲などを、
慌てて川の近くに戻そうとしているとのことです。
■その他
ウクライナの郵便事業をおこなう「
ウクロポシュタ」は、
「世界の郵便と小包アワード2023」で「
最高の切手賞」をはじめ
3つの賞を受賞しました。
この賞は、
郵便と宅配業界の中で
最も名誉のあるもので、
郵便や小包の配送技術や
優れた技術革新をおこなった事業者に与えられます。
その中の「最高の切手」部門では、
ウクライナの郵便局が発行する、
沈没したロシアの旗艦「モスクワ」と
ウクライナ軍兵士を描いた「
ロシア戦艦、行く...」が選ばれました。
ちなみに、
この切手の発行枚数は500万枚で、
ワシントンのスミソニアン郵便博物館にも
展示されているとのことです。
今日は以上です。
ご視聴いただきありがとうございました。