家を建てた人のインタビュー その4
おはようございます!このぞです。
家を建てている時に生じた疑問や悩みなど、職人さんや担当の営業マンに質問しにくい時はみんな誰に聞いているんだろう?
もしモヤモヤした工事期間を過ごしている人がたくさんいるのであれば解決したいと思いフリーランスの傍ら活動をしています。
家を建てた方を募って問題の深掘りのためにインタビューをしています。
今回は4人目のレビュー。さっそくいってみます!
どんな人にインタビューした?
40代男性のDさん。奥さんとお子さんお二人の四人家族。2019年に土地を購入して注文住宅を建てられました。
家を建てた時、困ったことは?
当初の予算と、実際にかかった費用とでかなり差が出てしまった。
金額の数字が大きいので金銭感覚がマヒしてしまった。
ピアノを置いており、防音室を作ったがその部分だけハウスメーカーではなく防音室の業者に依頼した。ハウスメーカーと防音室の業者との間でコミュニケーションがとれいない事項がありあとから追加の工事が必要になった。
モデルルームは、オプション(追加費用を支払う)の部材が多く使われておりあまりリアリティがなかった。
家を建てる時、参考にした情報や相談した人などは?
インターネットで、ローコスト住宅に絞って検索し大手と何が違うのか比較した。
住宅展示場へも足を運んだ。
もっとこうだったらよかったなと思うことは?
一つの部屋が採光の関係で納戸扱いになってしまった。価値としては居室のほうがよかったのではないかと思う。
担当の営業が建築の知識があまりなかったのはデメリットだった。設計士と営業が別だった。もし、担当営業マンに建築の知識があれば居室と納戸の違い、など説明してもらえたかも…。(補足:窓を設置できなかったり、一定の基準の明るさが確保できないと、建築基準法で居室ではなく納戸と表記される)
資産価値がありそうな立地の条件で土地を決めたが、住んでみたら子供の学校から少し遠かったのが少しネック。
収納は、各部屋一つ付いているいるのが標準で、追加の費用を払ってオプションで収納を各部屋に足したが、ニトリなど移動ができる収納でもよかったかもしれない。
あまり部屋を作らず、可動式の間仕切りなどで部屋を区切ってもよかった。
車をもう一台おけるスペースがあってもよかった。
3路スイッチ(2ヶ所で1つの照明をON/OFFするスイッチ)を入れた場所があるが、実際に住んでみると右手と左手で届くので必要なかった。3路スイッチ(2ヶ所で1つの照明をON/OFFするスイッチ)を入れた場所があるが、実際に住んでみると右手と左手で届くので必要なかった。
一級建築士のセカンドオピニオンのようなものがあればよかった。
インタビューをして思ったこと
営業の方が建築の知識があまりなかったのがデメリットだった、というお話がありましたが一般的なハウスメーカーでは、営業と設計士が別のことがほとんどです。
Dさんが建てたハウスメーカーでは、設計士は打ち合わせには参加せず、お客様の要望(いくつ部屋がほしい、など)を営業から聞き取り設計士に引き継ぐというプロセスだった様です。そのため、専門的な知識をその場で聞くことができずにあとあと知っておけばよかったという事項が多くあった様です。
そういった場合、セカンドオピニオンとして建築士の人に相談できるサービスがあると便利ですよね。
まさに、そのサービスを立ち上げようと思いインタビューをしているので、今回も問題に確信が持てる話が聞けました。
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