歯科と精神科の結びつきについて調べてみた。
こんにちは、すまです。
今日は、精神科と案外接点のある(?)歯科のお話。
すまが以前勤めていた精神科の単価病院には定期的に地域で提携している歯科の先生が病院に出張し、入院中の患者さんの歯科治療を担ってくれていました。
最初からそういう仕組みになっていたので、正直空気のようにそういうもんだと思っていました。
入院中の患者さんは自由に他科の診察を受けられるわけではないし、日本の現状として精神科における入院は一般科の入院期間と比べると圧倒的に長いという状況もあるので、サービスとしてやっているのかなと。
しかしながらよくよく考えれば、内科医の先生は非常勤で勤めていましたが、その他の科に関しては退院してから受診していただくか、単発で入院中に他科受診してもらうのが一般的だと思われます。
インターネットで検索していると、精神科で入院中でも歯科受診が受けられるようになっている病院は多いようでした。
現在働く施設での利用者さんを見ていると案外、歯科受診している利用者さんは少なくありません。
年齢的にも若い方ばかりではないので当たり前かもしれませんが、若い方もかかっています。
自身での口腔ケアが億劫だったり不十分そうな方も正直いらっしゃるので、そうした生活習慣で虫歯などになりやすく受診しているというのもあるかもしれませんが。
少し関心が出てきたので、インターネットで調べられる範囲でちょっと興味本位で調べてみました。
GoogleのAIでは以下のようにまとめていました。
案外、医学的にも結びつきはあるのかもしれません。
統合失調症やうつ病の欄を見て『確かに…』と思いましたが、精神科のお薬では副作用で口渇(ドライマウスのような状態)しやすいものが多く、患者さんで困っている方も多いです。唾液が少ないということは菌も繁殖しやすいですよね…。
その結果、口渇を解消するために飲水が増えてしまう方もいます。
飲水が増えすぎるとそれは多飲水という状態で、そのことによって悪化すると水中毒という生死に関わる状態になるリスクもあります。
増えすぎないように飴やガムなど唾液が出やすいものを使って水分を摂りすぎないように工夫している方もいます。
ただ飲水量が増えるだけでなく、不思議ですがジュースなどの糖分の多い飲み物を好まれる方も多い印象です。
当然糖分の多い飲み物は虫歯などのリスクも高めますし、より喉が渇き飲水しやsくなってしまう。
実際接している利用者さんの生活習慣を見ていることからも歯科にかかりやすい状況があることは実感としてもあったりします。
すま自身は虫歯にあまりならないタイプで、どちらかと言えば歯茎の方が心配な方です。ですがどちらかというと頻尿気味でトイレも多くなりがちなので水分を控えがち。また、緊張強いなのでよく口渇しやすい。(なんのカミングアウトでしょうか苦笑)
虫歯こそありませんが口腔内は決していい状態じゃないんだろうなと素人ながらに思います。
ですが痛みなどの自覚症状としては持ちづらいことから歯科受診はあまりしてきていません。
最近ようやくアラフォーも近づき、体の変化も感じるようになったり、様々な病気のリスクも高まってくる年齢にもなってきたので、たまにはいかないといけないと思うようになってきてはいます。
他の科と比べても症状があったら受診するというものではなく、予防的な意味でも定期受診が比較的勧められるのが歯科の領域でもあったりしますが、それでも緊急性がないとついつい後回しになってしまいがち。
note内でデンタルケアクリニックの先生の記事がありました。
「自然公園の管理人」というタイトルに思わず「なるほど」と思ってしました。
調べてみると、「心療歯科」という領域もあるのですね。
初めて知りました。
患者さんや利用者さんで若いけど入れ歯になっている方もいますが、入れ歯になるとケアも面倒になりますし、食事もやっぱり味わいに違いがあるんだと話してもらったことがあります。
歯科の問題は障害の有無関係なく生きているほとんどの方にとって空気のように、ひっそりと、時にがっつりと将来のQOL(生活の質)にも影響を与えてくる分野だと思います。
歯も歯茎も大切にしていきたいですね。
精神科の治療を受けている方には、より歯科領域に関しても注意してもらい、少しでもご自身の口腔内を守っていただきたいなと思います。
失った歯や歯茎は取り戻せないですからね…。
以上、本日は歯科と精神科の結びつきについて調べて書いてみたという投稿でした。お読みいただきありがとうございました。