本の本が好き~ちょっと本屋に行ってくる。~
僕は読書が好きだ。
大学3年生で文学YouTuberベルさんに出会ってから
それまで年1冊も読まなかった人間が
急に月10冊とか読むようになった。
元々コナンが大好きなのでミステリーはもちろん好きだし
勉強も好きなのでビジネス書もよく読む。
数学や経済の堅くない読み物も好きだし
友情・青春ものの小説もたまに読む。
かなり幅広いジャンルが好きだが、その中でも
本の本
がかなり好きなのだ。
ビジネスチックでない読書本や
書店や出版社を舞台にした小説や
本好きの書いたエッセイがとても好き。
しかし最近は仕事のためにビジネス書ばかり読んでいた。
昨日息抜きに本屋を自由に散策し、
久しぶりに本の本コーナーに行ってみた。
そこで出会ったのがこの本
藤田雅史 著
ちょっと本屋に行ってくる。
タイトルも表紙もいい感じの脱力感だし
何より帯に書かれていた
☑本はたいてい風呂で読む。
に心の底から共感し、即購入を決めた。
実際この本は「本を風呂で読む」みたいな
読書好きあるあるが書かれているのだが
読書好きと言っても読み方や冊数、ジャンルなど
人それぞれで十人十色である。
僕の周りには読書好きはほぼいないし
以前東京にいた時にいた読書コミュニティでも
「同じ読書好きでも全然違うんだな~」
と思っていた。
読書ブログやエッセイもいくつか読んだことがあるが
がっつり文学向きだったり
主婦あるあるみたいになっていたりと
自分はないけど読書好きなら理解はできる
みたいなことはよくあった。
だがこの本は
僕にあまりにもピッタリすぎて
読書好きあるあるというより
僕あるあるなのか?!
と途中で思ってしまうほどだった。
ネタバレは避けたいので
帯に書かれてる内容にだけ触れると
☑旅のおともに本が必要。
僕はファッションには全然気を配らないので
服は最低限しか持って行かないし
旅先で買うこともない。
スペースが余るので本をとりあえず詰める。
旅までいかずとも
帰省する時は荷物の大半が本だったりする。
なのに帰りにはさらに本が増えているミステリー。
共感しすぎて笑ってしまった。
☑書店の駐車料金が気になる。
今でこそ大型書店の徒歩圏内に住んでいるが
社会人3年目の頃は大型書店に行くには車が必要だった。
3000円以上購入で1時間無料
でも積読がめちゃめちゃ溜まってるし
3冊も買うつもりなんてない
でも駐車料金に払うぐらいなら
本を1冊ぐらい多く買いたい。
共感しすぎて首が痛い。
実際全てのテーマに対して
共感しすぎたことを書きたいぐらいだが
止まりそうにないので2つでやめておく。
この本の帯には
と書かれているが
頷くどころではなくヘドバンみたいになったし
そんなつもりで書いてないだろうが大爆笑してしまった。
子供がいないことと物書きでないことを除けば
明らかに僕のことである
そう思えるぐらい「読書好きあるある」に共感できたのは
この本が初めてだ。
今年のマイベスト本に確実にランクインするであろう。
これからも定期的に読み返していきたい。
余談
この本を出版しているissuanceというブックレーベル、
アパレルもやっているらしい。
Tシャツで3000円は高いと思うが
デザインが好きすぎてぜひいくつか買いたいものである。
※案件でも回し者でもありません。
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