あの騒動から1年
脚本家・壽倉雅(すくら・みやび)でございます。
2023年10月26日……今からちょうど1年前。この日は、私が自〇を決意した日です。全てに絶望し、何もかもが嫌になり、忽然と失踪をした日です。
今日は、1年前の出来事を振り返ろうと思います。
生きがいを奪われた
以前からずっと、私は一緒に仕事をしたプロデューサー(今日からは『独裁者』と名付けます)から、パワハラとモラハラを受けてきたことを発信してきました。
(以前のnoteにも投稿しています)
ここに記載のあるように、私が受けてきたパワハラやモラハラは数え切れないほどでした。この夏、弁護士さんに相談をしましたが「これはパワハラやモラハラのレベルではない、人としておかしな言動だ」というご意見でした。
1年前、私は母校の専門学校の講師をしたり、パフォーマンスグループのメンバーとして活動しながらも運営団体法人の理事をしたり、急がしいながらも楽しい日々を過ごしていました。
ですが、独裁者によるモラハラや行動宣言で、私は専門学校の講師を任期途中で辞めることになり、パフォーマンスグループも辞めることになりました。
生きがいといっても良い活動の全てを奪われてしまい、これが原因で私は信用も信頼も失いました。
人生には何が起きるか分からないので、もしここで信用も信頼も失っても、一から再出発をしようと思うこともあるかもしれませんが、精神的に追い詰められた私は、そんな心の余裕もありませんでした。
死を覚悟した、決定的なセリフ
「首くくれよ」「お前を海に沈めることぐらい簡単だ」「何でお前が生きてるんだよ」
私が、自ら死を選ぼうとしたのは、独裁者に言われたこの3つのセリフが決定的となりました。
『そうか、私なんて生きてたってどうしようもないのか』
『こんな奴に沈められるぐらいなら、自分で死んだ方がマシだ』
こんな思考回路になってしまった私は、隙を見て独裁者のもとを逃げ去り、気が付いたら名古屋駅まで電車で向かって、そのまま新幹線に飛び乗り、広島県尾道市まで向かっていました。
尾道は父方の祖父母が住んでおり、死ぬ前に祖父母の顔を見た後、かつて曾祖母の家があった近くの海水浴場で自〇をしようと心に決めていました。
その頃、周囲の人たちは……
SNSのアカウントを消すように言われ、そのままアカウントを削除した後、私はスマホを独裁者に奪われました。
家族にも友人にも、全く連絡が取れない状態となってしまったのです。
新幹線に乗る前、遺書のような形で家族宛に手紙を書き、名古屋の郵便局から発送してもらいました。
いつも情報を発信していたSNSのアカウントが削除されたこと、LINEに返信がないことを不審に思った友人たちは、私が失踪したと大騒ぎに。学校の講師を辞めたことも、講師経由で友人に伝わっていました。
家族宛に私の手紙が届いたのは、失踪してから4日後。その間に、専門学校の友人も、家を訪ねてきたそうです。
私が突然姿を消したことは、親戚中にも私の友人たちにも瞬く間に広まりました。祖父母の元に、私が失踪したことが伝えられたのは、私が祖父母のもとを去って2日後のことでした。
再出発のために
祖父母のもとを去り、2日間ひたすら海水浴場でじっと座っていた私。市販の睡眠薬を購入し、いつでも死ぬ覚悟はできていました。
あれだけ死ぬつもりだったのに、結局死にきれないまま、私はまた祖父母のもとに戻りました。
祖父母は何も言わずに、私を受け入れてくれました。そこから約3週間、私は祖父母のもとで暮らしました。こんなにも長い期間、祖父母と過ごしたのは初めてでした。
祖父母のもとで暮らしていると、祖父母の些細な夫婦の会話がネタになると、気が付いたら私はメモをしていました。やはり私から、書くことを奪うことはできないのだと実感しました。
広島の方言も個性的で面白く、それもまたメモをしていました。
愛知に戻ってきてから、私の活動する場所はありませんでした。
スマホも返ってきてない、仕事で使っているパソコンも返ってきていない、その状況では何もできませんでした。
でも、書くことは続けたいと、年が明けて1月に私は『壽倉雅』というペンネームで、執筆活動を再スタートしました。
あの騒動から1年。未だスマホもパソコンも返ってきておらず、独裁者とのゴタゴタも何も進展がありません。
早く、このゴタゴタを解決し、一刻も早く独裁者とのバトルシナリオに終止符を打ちたいものです。
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